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ベントナイトとは、粘土の1つです。弱アルカリ性の粘土岩で、火山岩や流紋岩が変質したものです。
実務では、ベントナイトで通じます。ベントナイトは、杭周辺の孔壁保護に使います。
今回は、ベントナイトの意味、建築での使い方、成分、種類について説明します。※土の種類は、下記が参考になります。
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ベントナイトとは、粘土の1つです。弱アルカリ性の粘土岩で、火山岩や流紋岩が変質したものです。実務では「ベントナイト」で通じます。
ベントナイトは主に、
として使います。
ベントナイトは粘性があります。よって、ベントナイトを水に溶かした液体を土に混ぜると、土に粘性と透水性が付与されます。
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ベントナイトは、杭工事の掘削液、杭周固定液として使います。
杭工事は、主にプレボーリングを行います(杭を打設する前に、杭を入れる孔を空けること)。詳細は下記が参考になります。
地盤に孔を空ける機械をオーガといいます。オーガで地盤を掘削しますが、オーガを抜いた後、土が崩れたら意味がありません。下図のように杭を入れる孔が必要なのです。
上図をみてください。孔を空けてできた壁を「孔壁」といいます。孔壁をつくるために、
が必要です。掘削液は、オーガで地盤を掘削するとき注入される液体で、下記の成分です(分量は例です)。
掘削液は、掘削したときの孔壁を安定させ、杭と孔壁のすき間を掘削液で充填する目的です。杭周面摩擦力を回復させます。
支持層まで掘削した後、オーガを抜きますが、このときオーガを抜くと同時に「杭周固定液」を注入します。杭周固定液の成分は下記です(分量は例です)。
杭周固定液は、主に孔壁の崩壊防止などを目的としています。
ベントナイトは粘土の1つです。ベントナイトの成分を下記に整理しました。
ベントナイトには下記の種類があります。
掘削液として使われるベントナイトは、Na-ベントナイトです。
ベントナイトは粘土の種類の1つです。ベントナイトにも粘性があります。プレボーリングしたときの、孔壁保護の液体として使います。
ベントナイトとセメントミルクは全く違う意味です。ベントナイトは粘性土の1つです。絵面とミルクは、水にセメントを溶かした液体です。セメントミルクの成分を下記に示します(分量は例)。
今回はベントナイトについて説明しました。建築でベントナイトは、主に杭工事に使います。
ベントナイトは粘土の1つだと覚えてくださいね。ベントナイトと掘削液、杭周固定液の関係、成分を理解しましょう。
併せてプレボーリング工法も理解してくださいね。
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