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過剰間隙水圧とは静水圧を超える(過剰な)水圧です。静水圧とは静止する水による圧力で、簡単にいうと「水の重さ」です。水中では水の重さが圧力として物体に作用します。ところが、ある要因により静水圧を超える水圧が作用するとき、静水圧を超えて増加した水圧を「過剰間隙水圧」といいます。今回は、過剰間隙水圧の意味、求め方、読み方、間隙水圧との違いについて説明します。間隙水圧、静水圧の詳細は下記が参考になります。
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過剰間隙水圧とは、静水圧を超える(過剰な)水圧です。静水圧とは静止する水による圧力で、簡単にいうと「水の重さ」です。地盤に地下水位がある場合、地盤面のある点に生じる応力として
・有効応力(土の重さ)
・間隙水圧(水の重さ)
があります。また、上記2つを足した応力を「全応力」といいます。通常、間隙水圧は静水圧と一致しますが、地盤に外力が作用する等(例えば、地震力)により、静水圧を超える水圧が発生します。これが過剰間隙水圧です。
いま、静水圧をp、過剰間隙水圧をΔuとするとき、間隙水圧(間隙水による圧力)uは下式で定義できます。
・u=p+Δu
なお、水圧は水頭に比例するので、過剰間隙水圧による圧力水頭をΔh、水の単位体積重量をγwとすれば過剰間隙水圧は
・Δu=Δh×γw
で算定できます。
間隙水圧、静水圧、水頭の詳細は下記が参考になります。
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過剰間隙水圧の読み方は「かじょうかんげきすいあつ」です。関係用語の読み方を下記に示します。
・間隙水圧 ⇒ かんげきすいあつ
・有効応力 ⇒ ゆうこうおうりょく
・全応力 ⇒ ぜんおうりょく
過剰間隙水圧と間隙水圧の違いを下記に示します。
・過剰間隙水圧 ⇒ 静水圧を超える(過剰な)水圧
・間隙水圧 ⇒ 間隙水による圧力
今回は過剰間隙水圧について説明しました。過剰間隙水圧とは、静水圧を超える(過剰な)水圧です。外力などの影響で静水圧を超える水圧が生じます。この静水圧を超える水圧の増加量が過剰間隙水圧です。その他、間隙水圧、全応力、有効応力など下記も勉強しましょう。
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