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基礎コンクリートの強度は一般的に21N/m㎡以上とします。ただし、非住宅の基礎コンクリートの強度は24N/m㎡以上を使うことが一般的です。これは、「コンクリートの計画共用期間(ザックリいうと耐用年数)」による「標準」の値が24N/m㎡だからです。計画共用期間の標準とは、およそ50年間はコンクリートに重大な劣化が生じません。
今回は基礎コンクリートの強度の値、設計基準強度は21N/m㎡でよいか?規格について説明します。基礎構造の種類、基礎とコンクリートの関係など下記も参考になります。
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基礎とコンクリートの関係は?1分でわかる意味、強度と21N/m㎡、鉄筋
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基礎コンクリートの強度は一般的に21N/m㎡以上とします。また、非住宅(住宅以外の建物。例えば事務所ビル、学校など)の基礎コンクリートの強度は24N/m㎡状を使うことが一般的です。
コンクリートの強度は作用する「応力」の大きさ等に応じて決めます。基礎には大きな力が作用しますが(建物の重さ全て支えるため)、基礎断面は大きく「コンクリート強度は最低限で良い」こともあります。
当然、各建物の諸条件、要求される性能にもよるのですが、住宅の基礎コンクリートの設計基準強度は、構造耐力上は21N/m㎡で良いのかもしれません(適切な構造設計、施工を行っている前提)。
設計基準強度の意味、基礎の種類は下記が参考になります。
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コンクリートの耐久性を確保するために計画共用期間(ザックリ言うと耐用年数)という考え方があります。計画共用期間とは、コンクリートに重大な劣化を生じない期間です。設計基準強度と計画共用期間には下記の関係があります。
・短期(30年程度) ⇒ 18 N/m㎡
・標準(50年程度) ⇒ 24 N/m㎡
・長期(100年程度) ⇒ 30 N/m㎡
・超長期(200年程度) ⇒ 36 N/m㎡
強度が21N/m㎡の基礎コンクリートは計画共用期間の「標準」である年数を満たしません。つまり、30年以上~50年未満にコンクリートに重大な劣化が生じる恐れがある、ということです。
よって、前述したように非住宅の建物は計画共用期間の観点からFc24N/m㎡以上とするのです。計画共用期間の詳細は下記をご覧ください。
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今回は基礎コンクリートの強度について説明しました。基礎コンクリートの強度は、一般的に21N/m㎡以上とします。また、非住宅系では24N/m㎡以上が一般的です。設計基準強度の意味、基礎の種類など下記も勉強しましょう。
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