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鉄筋かごとは、場所打ちコンクリート杭に配筋する鉄筋をあらかじめ組み立てたものです。
鉄筋かごは主筋、帯筋、補強リング、スペーサーなどで構成されます。杭断面は円形なので、鉄筋かごも円形に組み立てます。
また鉄筋かごは鉄線で結束して組み立てます。
今回は鉄筋かごの意味、補強リング、スペーサー、結束と溶接との関係について説明します。
場所打ちコンクリート杭、杭の鉄筋の詳細など下記も参考になります。
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鉄筋かごとは、場所打ちコンクリート杭に配筋する鉄筋をあらかじめ組み立てたものです。下図をみてください。これが鉄筋かごです。
場所打ちコンクリート杭は、施工現場で鉄筋コンクリート杭の築造を行います(工場製作では無い)。
よって、上部構造の鉄筋コンクリート造と同じように、鉄筋を配置した後にコンクリートを打ちます。
とはいえ、職人さんが地中に潜って配筋することはできません。そこで、地上で場所打ち杭に必要な鉄筋を組み立てます。
鉄筋かごは、主筋、帯筋、補強リング、スペーサーなどで構成されます。
主筋と帯筋は、杭の構造耐力上、必要な鉄筋です。また杭断面は円形なので、鉄筋かご断面も円形に組みます。
補強リングは、組み立てた鉄筋かごがバラバラにならないために必要なリングです。スペーサーは孔壁と帯筋とのかぶり厚を確保するために、鉄筋かごに設置します。
場所打ちコンクリート杭、スペーサーの詳細は下記が参考になります。
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鉄筋かごの組み立ては、原則、鉄線で結束します。ただし帯筋の継手はフレア溶接(片面10d)を行います。また補強リングは主筋に溶接して留めます。
今回は鉄筋かごについて説明しました。
鉄筋かごとは、場所打ちコンクリート杭に配筋する鉄筋をあらかじめ組み立てたものです。
場所打ち杭の特徴と併せて勉強しましょう。下記が参考になります。
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杭の鉄筋は?1分でわかる杭の鉄筋、帯筋、主筋、溶接、スペーサーとの関係
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