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場所打ちコンクリート杭は、現場で鉄筋を組み立てます。柱と同様に、主筋と帯筋が必要です。
杭主筋と帯筋を組んだものを、鉄筋カゴといいます。今回は、杭の鉄筋、主筋と帯筋、スペーサーとの関係について説明します。
※場所打ちコンクリート杭、鉄筋カゴの意味は下記が参考になります。
場所打ち杭とは?1分でわかる意味、コンクリート強度、鉄筋かご、杭径
鉄筋かごとは?1分でわかる意味、補強リング、スペーサー、結束と溶接の関係
場所打ちコンクリート杭は、柱と同様に、主筋と帯筋が必要です。また現場で主筋と帯筋を組み立てます。下図を見てください。主筋と帯筋の状態を平面的に見た図です。
上図の配筋を、鉄筋カゴといいます。鉄筋カゴの加工、組み立ては色々な規定があります(後述しました)。※場所打ちコンクリート杭、鉄筋カゴの詳細は下記をご覧ください。
場所打ち杭とは?1分でわかる意味、コンクリート強度、鉄筋かご、杭径
鉄筋かごとは?1分でわかる意味、補強リング、スペーサー、結束と溶接の関係
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杭の鉄筋には、帯筋と主筋があります。帯筋と主筋の組立は、「鉄線」で結束します。溶接は行いません。
一方、帯筋の継手は片面10dのフレア溶接を行います。※フレア溶接の意味は下記が参考になります。
鉄筋の溶接とは?1分でわかる種類、意味、エンクローズ溶接、フレア溶接
なお、主筋本数が多いと、コンクリートが流れにくいです。そこで、主筋を束にして配置できます。下図に、主筋を束にした例を示します。
主筋同士の間隔が10cm以下のとき、主筋を束にするとよいでしょう。
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前述したように、帯筋の継手はフレア溶接を行います。また、鉄筋カゴの形状が崩れないよう「補強リング」を取り付けますが、補強リングと主筋は溶接で留めます。
下図をみてください。これが補強リングです。
杭の鉄筋が適切なかぶりを確保できるよう、スペーサーを設けます。スペーサーは、3.0m~5.0mの間隔で取り付けます。※スペーサーの意味は下記をご覧ください。
鉄筋のスペーサーとは?1分でわかる意味、ドーナツ、ピッチ、ブロック
杭の鉄筋も、かぶりが必要です。杭の鉄筋のかぶりは、下記です。
かぶり=100mm
下図をみてください。杭の鉄筋のかぶりは、孔壁から帯筋までの最短距離です。
柱や梁、基礎と比べても、大きなかぶりですね。※鉄筋のかぶりは、下記の記事が参考になります。
今回は杭の鉄筋について説明しました。場所打ちコンクリート杭は、現場で鉄筋を組み立てます。
鉄筋の組み立て方、主筋と帯筋の留め方など覚えてくださいね。下記も併せて参考にしてください。
場所打ち杭とは?1分でわかる意味、コンクリート強度、鉄筋かご、杭径
鉄筋かごとは?1分でわかる意味、補強リング、スペーサー、結束と溶接の関係
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