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下地材とは?種類、寸法、間隔(ピッチ)と仕上げ材との関係

この記事の要点

下地材とは、仕上げ材(壁板・天井板・床材など)を取り付けるための骨格となる部材だ。

代表例は壁の胴縁(どうぶち)、天井の野縁(のぶち)、床の根太(ねだ)で、それぞれ仕上げ材の種類に応じた寸法・ピッチで施工される。

標準的な間隔(ピッチ)は455mm(1尺5寸)または303mm(1尺)が多い。

仕上げ材(石膏ボード・合板など)の継ぎ目が下地材の上に来るよう配置するため、仕上げ材の規格寸法に合わせてピッチを決定する必要がある。

木造では木材の胴縁・母屋が一般的で、鉄骨造では軽量形鋼(Cチャンネル等)の下地が多く使われる。

この記事では、下地材とは何か、どのような下地材があるのかを整理します。

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下地材とは、壁や天井、屋根材、床材を支える(取り付けるための)構造部材です。天井材は強度が小さいですが、下地材を設けることで広い範囲に天井材を取り付けることが可能です。今回は下地材の意味、種類、寸法、間隔について説明します。


下地材の例として、胴縁や母屋があります。下記の記事が参考になります。

胴縁とは?役割・寸法・サイズ・縦胴縁と横胴縁をわかりやすく解説

母屋(もや)とは?鉄骨造・木造の役割と割り付け

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下地材とは?

下地材とは、壁や天井、屋根材、床材を取り付けるための構造部材です。

下図をみてください。

壁としてサイディングを張り付けるとき、下地材が必要です。

サイディングだけでは強度が低いからです。

下地材(胴縁)を所定の間隔に設け、下地材にサイディングを留め、壁の変形やひび割れなどを抑えます。

下地材の種類

下地材の種類として下記があります。


木下地

軽量鉄骨下地

lgs


木造建築では、下地材として木部材を使います。柱や梁に比べて小さいです。鉄骨造では、壁の下地材として軽量鉄骨下地を用います。主に、リップ溝形鋼という種類です。リップ溝形鋼の意味は、下記が参考になります。

リップ溝形鋼とは?1分でわかる意味、規格、寸法、強度、材質


間仕切り壁(内壁)の下地材は、LGSを用います。前述した軽量鉄骨下地に比べ、さらに小さく耐力も低いです。間仕切り壁の詳細は、下記が参考になります。

間仕切り(まじきり)とは|読み方・LGS・内壁との違い


また、壁の下地材を胴縁、屋根の下地材を母屋といいます。胴縁、母屋の意味は下記が参考になります。

胴縁とは?役割・寸法・サイズ・縦胴縁と横胴縁をわかりやすく解説

母屋(もや)とは?鉄骨造・木造の役割と割り付け


なお、鉄筋コンクリート造の壁(RC壁)は、それ自体の耐力が大きいので、下地材は不要です。

下地材の間隔

下地材の間隔は、300mm、450mm、600 mm、900mmが一般的です。壁や天井材の耐力が高ければ、下地材の間隔は大きくても良いです。壁の耐力や構造性能が低ければ、細かく下地材を入れます。


下地材の間隔は、下記の記事も参考になります。

胴縁とは?役割・寸法・サイズ・縦胴縁と横胴縁をわかりやすく解説

下地材の寸法

下地材の寸法は、使用箇所(壁、屋根、天井、床)に応じて異なります。作用する荷重の大きさが違うからです。例えば胴縁の寸法は、

木造 30~60mm

鉄骨造 C-100x50x20x2.3


などです。

混同しやすい用語

胴縁(どうぶち)

壁の仕上げ材(外装・内装ボード)を取り付けるための水平または垂直方向の細長い下地部材。

木材または軽量形鋼が使われる。

母屋に対して、胴縁は「壁面の仕上げ材を支える下地」であり、母屋は「屋根面の仕上げ材(屋根材)を支える下地」である点が異なる。

母屋(もや)

屋根の仕上げ材(屋根材)を支えるための横架材。

屋根勾配方向に対して直交する方向に架け渡される下地部材。

胴縁に対して、母屋は「屋根面専用の下地」であり、胴縁は「壁面専用の下地」である点が異なる。

両者とも「仕上げ材を支える下地材」という点は共通する。

下地材を整理した表を示します。

下地材の名称設置箇所主な材料
胴縁(どうぶち)壁面木材・軽量形鋼
母屋(もや)屋根面木材・形鋼
LGS(軽量鉄骨)間仕切り壁リップ溝形鋼

まとめ

今回は下地材について説明しました。意味が理解頂けたと思います。下地材は、壁や屋根材、天井材、床材を支える構造部材です。下地材の種類を理解しましょう。代表的な下地材として、胴縁、母屋の意味も覚えましょうね。下記が参考になります。

胴縁とは?役割・寸法・サイズ・縦胴縁と横胴縁をわかりやすく解説

母屋(もや)とは?鉄骨造・木造の役割と割り付け

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理解度チェック

Q.

下地材とは?

仕上げ材(壁板・天井板・床材など)を取り付けるための骨格となる部材です。胴縁・野縁・根太などが代表例です。

Q.

下地材の標準的な間隔(ピッチ)は?

455mm(1尺5寸)または303mm(1尺)が多く、仕上げ材の規格寸法に合わせて決定します。

ハナダユキヒロ

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務。

2010年より「建築学生が学ぶ構造力学」を運営(16年以上)。

著書「わかる構造力学」「わかる構造力学(改訂版)」(工学社)。

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