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はしあき、へりあきの違いは?1分でわかる意味と違い、計算、ボルト、中心間距離との関係

この記事の要点

はしあきは応力方向(軸方向)のボルト中心から材端までの距離、へりあきは応力直交方向のボルト中心から縁までの距離で、どちらも最小縁端距離以上とする必要がある

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はしあき、へりあきはボルト中心から部材端までの最小距離を表す用語です。はしあきは、ボルト中心から被接合材軸方向の端までの最小距離、へりあきはボルト中心から部材直交方向の縁までの最小距離です。


はしあき、へりあきの違いは?計算、ボルトとの関係


ややこしい用語なので図をイメージして覚えましょう。似た用語に、中心間距離やゲージがあります。


今回ははしあき、へりあきの意味と違い、計算、ボルト、中心間距離との関係について説明します。へりあき寸法、中心間距離、ゲージの詳細は下記が参考になります。

へりあき寸法とは?1分でわかる意味、杭、ボルト、アンカーボルトとの関係

高力ボルトの配置(ピッチ・端空き)は?規定値と設計での使い方

高力ボルトのゲージとは?意味・ピッチとの違いと規定値(ボルト配置の基準)

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はしあき、へりあきの違いは?計算、ボルトとの関係

はしあき、へりあきはボルト中心から部材端までの最小距離を表す用語です。はしあき、へりあきの違いを下記に示します。


はしあき ⇒ ボルト中心から被接合材軸方向の端までの最小距離

へりあき ⇒ ボルト中心から部材直交方向の縁までの最小距離


はしあき、へりあきの詳細は下記もご覧ください。

へりあき寸法とは?1分でわかる意味、杭、ボルト、アンカーボルトとの関係


文章だけで書くと少しややこしいですよね。下図をみてください。はしあき、へりあきの違いを描きました。


はしあき、へりあきの違いは?計算、ボルトとの関係


また、「はしあき、へりあき」には最小距離が規定されています。降伏耐力、破断耐力の低下を避けるためです。ボルト径や切断方法ごとに最小縁端距離が示されています。


よって、小梁などの接合部では「はしあき、へりあき」の計算は不要です。ただしブレースの保有耐力接合部、横補剛では計算から「はしあき、へりあき」を決めることもあります。


詳細は下記が参考になります。

最小縁端距離ってなに?1分でわかるたった1つのポイント

接合部の保有耐力接合と計算方法

はしあき、へりあき、中心間距離、ゲージの違い

はしあき、へりあきと似た用語に「中心間距離(ピッチ)」とゲージがあります。中心間距離(ピッチ)とは、応力方向のボルトの中心間距離です。一般的に60mmを採用します。


ゲージは応力直交方向のボルト中心間距離のことです。ピッチ、ゲージの値や詳細は下記が参考になります。

ネジのピッチとは?並目・細目の違いとボルト径ごとの規格一覧

高力ボルトのゲージとは?意味・ピッチとの違いと規定値(ボルト配置の基準)


はしあき、へりあき、中心間距離、ゲージの違い

混同しやすい用語

中心間距離(ピッチ)

応力方向のボルト中心間距離のことで、一般的に60mmを採用する。

はしあきが材端からの距離であるのに対して、ピッチはボルト同士の間の距離を指す。

ゲージ

応力直交方向のボルト中心間距離のことで、へりあきとは測定方向が同じだが、基点がボルト同士の間隔である点が異なる。

試験での問われ方|管理人の一言

一級・二級建築士試験では「はしあきは応力方向、へりあきは応力直交方向」という方向の区別と、最小縁端距離の規定(ボルト径・切断方法によって異なる)が問われます。

図とセットで覚えておくと確実です。(一級建築士 頻出:はしあき(応力方向)・へりあき(応力直交方向)の区別と最小縁端距離の規定が繰り返し出題)

はしあき・へりあきを整理した表を示します。

用語測定方向別名
はしあき応力方向(材軸方向)応力方向の縁端距離
へりあき応力直交方向応力直交方向の縁端距離
最小縁端距離ボルト径・切断方法による耐力低下を防ぐ規定

まとめ

今回ははしあき、へりあきの違いについて説明しました。

両方ともボルト中心から被接合材までの最小縁端距離を意味します。

はしあきは応力方向の最小縁端距離、へりあきは応力直交方向の最小縁端距離です。

中心間距離、ゲージなど似た用語の意味も勉強しましょうね。

下記が参考になります。

最小縁端距離ってなに?1分でわかるたった1つのポイント

へりあき寸法とは?1分でわかる意味、杭、ボルト、アンカーボルトとの関係

高力ボルトの配置(ピッチ・端空き)は?規定値と設計での使い方

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ハナダユキヒロ

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務。

2010年より「建築学生が学ぶ構造力学」を運営(16年以上)。

著書「わかる構造力学」「わかる構造力学(改訂版)」(工学社)。

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