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最小縁端距離ってなに?1分でわかるたった1つのポイント

最小縁端距離をご存じでしょうか。ボルトを配置するとき、最少縁端距離が定められています。また、最小縁端距離は「端空き」とも言います。今回は、そんな最小縁端距離がわかるポイントを説明します。

高力ボルト、ボルト、リベットの最小縁端距離

最小縁端距離は下記の通りです。

ボルト等の径 (単位ミリメートル) 縁端距離 (単位ミリメートル)
せん断縁又は手動ガス切断縁 圧延縁、自動ガス切断縁、のこ引き縁又は機械仕上げ縁など
10以下の場合 18 16
10を超え12以下の場合 22 18
12を超え16以下の場合 28 22
16を超え20以下の場合 34 26
20を超え22以下の場合 38 28
22を超え24以下の場合 44 32
24を超え27以下の場合 49 36
27を超え30以下の場合 54 40
30を超える場合 9d/5 4d/3
この表において、dは、ボルト等の径(単位ミリメートル)を表すものとする。

上表のように、最小縁端距離はボルト径により異なります。傾向としては、ボルト径が太くなるほど縁端距離は大きくなります。また、せん断切断縁や手動ガス切断の場合は、縁端距離が大きくなります。


せん断切断は、ハサミをイメージするのが分かりやすいと思います。ハサミは2つの刃がずれ合うことで物体を切断します。言い換えれば、せん断力によって切断しているのです。


鋼材のせん断切断も同じです。ガス切断に比べるとバリがでるなど好ましくありません。よって大き目に最小縁端距離が設けられています。

最小縁端距離がわかる、たった1つのポイント

下図をみてください。最小縁端距離はボルト芯から鋼材の縁端までの距離の、最小値です。

前述したように最小縁端距離は定められていますが、実務では「40mm」を採用しています。


上表で明らかなように、40にすればほとんどのボルト径の最小縁端距離に対応できるからです。但し30を超える径は最小縁端距離も40mm以上になるので注意しましょう。

まとめ

今回は最小縁端距離について説明しました。ボルト径ごとに細かく設定されていますが、40mmが一般的です。ボルト径が30を超えるとき、40以上の最小縁端距離が必要と覚えておきましょう。

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