この記事の要点
ネジのピッチとはボルトのネジ山と谷の間隔で、ボルト径が大きいほどピッチは粗くなる。
並目ねじが一般的な規格で、細目ねじはピッチが細かく締まりが良い。
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ネジのピッチとは、ボルトのネジの谷と山の間隔をいいます。ネジのピッチは、ボルトの呼び径に応じて変わります。ボルト径が大きいほど、ピッチは粗くなるのです。今回は、ネジのピッチの意味、規格、並目、細目の違い、読み方について説明します。※ボルトについては下記も参考になります。
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ネジのピッチとは、ボルトのネジの谷と山の間隔です。下図をみてください。ネジの断面をみると、谷と山が交互にきていますね。谷~谷、山~山までの距離を、ネジのピッチといいます。
ネジの谷と山は、ネジのギザギザしている部分のことです。凹んでいる部分が谷、突出した部分が山です。
ネジのピッチの規格を下記に示します。ねじの呼び径とピッチは、概ね一定の割合です。呼び径が大きいほど、ピッチは粗くなります。また、並目ねじに比べて、細目ネジの方が、ネジのピッチが細かいです。
ネジの並目、細目の違いを下記に整理しました。
並目ネジより、細目ネジのほうがネジのピッチが細かいです。よって、細目ネジの方が、締まりが良いです。※細目ネジは、ネジのピッチが細かい分、噛みあう箇所が多いですよね。
ネジの並目、細目の読み方は下記です。
混同しやすい用語
リード
リードとは、ネジを1回転させたときに軸方向に進む距離のこと。一条ネジではピッチとリードは等しいが、多条ネジではリード=ピッチ×条数となる。
ピッチがネジ山と山の間の距離(1山分の間隔)であるのに対して、リードは1回転で進む距離であり、多条ネジの場合は値が異なる。
ネジのピッチを整理した表を示します。
| 項目 | 並目ねじ | 細目ねじ |
|---|---|---|
| ピッチの間隔 | 一般的な間隔 | 細かい間隔 |
| 締まり具合 | 標準的 | 噛み合い箇所が多く良好 |
| 主な用途 | 一般的な締結 | 薄板・精密部品の締結 |
今回はネジのピッチについて説明しました。意味が理解頂けたと思います。並目ねじと細目ねじの読み方を覚えてくださいね。また、並目ネジの方が、一般的なねじです。ねじピッチの規格は暗記する必要はないですが、「ねじのピッチ」が、どの部分を意味するか理解しましょう。下記も併せて参考にしてくださいね。
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試験での問われ方|管理人の一言
建築士試験では、ネジのピッチ自体の数値暗記は不要だが、「並目ねじ」「細目ねじ」の読み方と、細目ねじの方がピッチが細かく締まりが良いという特性を理解しておくとよい。