【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)
軽溝形鋼と溝形鋼の大きな違いは「形状、板厚、断面性能」です。下図に軽溝形鋼と溝形鋼の違いを示します。下図の通り、軽溝形鋼の形状はローマ字の「C」の形で、溝形鋼の形状はカタカナの「コ」を反転させた形に似ていますね。また、軽溝形鋼は板厚が薄く(2.3mm、3.2mmなど)、溝形鋼は板厚が大きい(4mm超)ので、断面性能を比較すると「溝形鋼の方が軽溝形鋼より断面二次モーメント、断面係数などが大きな値」となります。
以上の違いより、軽溝形鋼と溝形鋼では使い方が明確に分けられており、一般的な鉄骨造において軽溝形鋼は外装材の受け部材として用いる程度です。一方で、溝形鋼は断面性能が大きいため、ブレースや小梁、ときには大梁など主要な部材として用います。
・軽溝形鋼 ⇒ 母屋、胴縁などの外装材の受け部材として用いることが多い。また、大手ハウスメーカーの2~3階建てアパートの主要部材に採用される
・溝形鋼 ⇒ 一般的な鉄骨造の二次部材、ブレースなどに用いる
溝形鋼の規格、化学成分は下図の通りです。
軽量溝形鋼の規格、化学成分を下図に示します。
今回は軽溝形鋼と溝形鋼の違いについて説明しました。軽溝形鋼と溝形鋼の大きな違いは「形状、板厚、断面性能」です。軽溝形鋼は板厚が薄いので外装材の受け部材として用いることが多いです。溝形鋼は板厚があついので、ブレース材や小梁などに用います。軽溝形鋼、溝形鋼の詳細は下記が参考になります。
【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)
有料メルマガを無料で見てみませんか?⇒ 忙しい社会人、学生のためのビルディング・アップデート