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チャンネルの重量は、各鋼材メーカーにより規格化されています。また、「c型チャンネル(cチャン)」は、一般的なチャンネルと比べて重量が小さいです。今回はチャンネルの重量、規格、重量の計算、c型チャンネルの重量について説明します。
なお、チャンネル材は溝形鋼ともいいます。溝形鋼の意味は、下記の記事が参考になります。
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チャンネルの重量を下表に示します。
一般的にチャンネル材は、「重量溝形鋼」のことです。上表は、c型チャンネル(リップ溝形鋼又は軽量溝形鋼)の重量とは違うので注意しましょう。重量溝形鋼とc型チャンネル(リップ溝形鋼)の違い、意味は下記の記事が参考になります。
チャンネルの重量は、計算で求めることが可能です。例えば、下図に示すチャンネルの重量を計算します。チャンネルは、2枚のフランジと1枚のウェブで構成される鋼材です。
よって、フランジとウェブの板厚と長さがわかれば面積が計算できます。それらを合計し、鋼の単位体積重量を掛ければ、チャンネルの重量が計算できます。フランジ、ウェブの意味は下記が参考になります。
なお、計算で求めた重量は、規格化された重量の値と異なります。これは、フィレット部分が考慮されていないからです。フィレットの意味は、下記が参考になります。
建築のフィレットとは?1分でわかる意味、鉄骨、フィレット部、ウェブフィレット
実際に、下図に示すチャンネルの重量を計算しましょう。
チャンネルの重量を下記の流れで計算します。
フランジの断面積=50*7.5*2=750mm2
ウェブの断面積=(100-7.5*2)*5=425
チャンネル材の断面積=750+425=1175
チャンネルの重量=1175/10^6×7.85*10^3=9.22kg/m
です。
チャンネルの材質は、SS400です。下図に規格を整理しました。
チャンネルの規格の詳細は、下記の記事も参考になります。
c型チャンネルの重量を下図に示します。
なお、c型チャンネルは「cチャン」や「リップ溝形鋼」ともいいます。リップ溝形鋼は、下記の記事が参考になります。
今回はチャンネルの重量について説明しました。規格や計算方法など理解頂けたと思います。チャンネルは、建築物の部材として一般的に使います。重量だけでなく、規格や意味も併せて勉強しましょう。チャンネル材とc型チャンネルの違いも理解しましょう。下記の記事が参考になります。
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