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鉄筋筋交いとは、名称通り鉄筋(主に丸鋼)を用いた筋交い(ブレース、柱間に架ける斜め部材)です。木造建物の場合、鉄筋筋交いの鉄筋径は9mm以上必要です。下図のように、鉄筋筋交いは柱、梁と比べて断面の小さい部材です。よって、圧縮力が作用すると早期に座屈を起こすため耐力を期待できず、通常、鉄筋筋交いは「引張力のみ負担する部材」とします。
上図のように、鉄筋筋交いの入れ方は右斜め上か、左斜め上方向に配置しますが、配置する方向に応じて負担できる外力の方向が変わります。これは前述したように、鉄筋筋交いは引張力にのみ抵抗するからです。
よって、鉄筋筋交いを両方向の外力に対して負担できるように「たすき掛け」とします。たすき掛けとは下図のようにバッテン状態に筋交いを配置することです。これにより両方向の外力に対して鉄筋筋交いは有効となります。
丸鋼とは?1分でわかる意味、規格、サイズ、読み方、重量、材質
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壁倍率の一覧を下図に整理しました。壁倍率と壁の種類は、建築基準法施行令46条に規定されます。
なお、筋交いを、たすき掛け(×印に配置)した場合、壁倍率は2倍です。
筋交いのたすき掛けとは?1分でわかる意味、壁倍率、ターンバックルブレースとの関係
今回は、鉄筋筋交いについて説明しました。鉄筋筋交いとは、名称通り鉄筋(主に丸鋼)を用いた筋交い(ブレース、柱間に架ける斜め部材)です。木造建物の場合、鉄筋筋交いの鉄筋径は9mm以上必要です。筋交い、たすき掛けの意味など下記も勉強しましょう。
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