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柱芯寸法とは?考え方、柱寸法との関係、通心と壁芯、柱芯との関係

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柱芯寸法(はしらすんぽう)とは、柱の中心から隣の柱の中心(柱芯)との寸法です。下図に柱芯寸法を示します。柱芯寸法は柱芯間の距離なので、柱の寸法の大小により柱芯寸法も変わります。


たとえば、柱寸法が大きくなると壁際の柱芯は建物の内側によるので、建物外側の柱芯寸法は短くなります。一般に、建築図面は通心、通心寸法をおさえてから、壁、柱の配置や柱寸法を決定します。よって、建物外側の柱芯寸法は壁の厚み、壁と柱のクリアランス、柱寸法、構造部材、意匠材の施工の取り合いなどが影響し、数値として綺麗な寸法にならないこともあります。


柱芯寸法1


さて、建築図面、特に構造図では柱芯寸法をおさえる(明記する)場合が多いので、図面をみれば柱芯寸法がわかります。また、柱芯寸法が明記無くても「通心から柱芯までの距離」が明記されているので、計算により柱芯寸法を算定できます。なお前述したように「通心から柱芯までの距離」は「通心寸法、壁の厚み、柱寸法」等により決定されます。


よって、通心が壁芯または柱芯にある場合、建物外側の柱芯寸法は


柱芯寸法 = 通心寸法-壁厚/2-柱寸法/2-クリアランス


から算定できます。例題として下図に示す柱芯寸法を算定します。


柱芯寸法2


上図の柱芯寸法は


柱芯寸法 = 6000-150/2-50-300/2=5725mm


です。

まとめ

今回は、柱芯寸法について説明しました。柱芯寸法(はしらすんぽう)とは、柱の中心から隣の柱の中心(柱芯)との寸法です。柱芯寸法は柱芯間の距離なので、柱の寸法の大小により柱芯寸法も変わります。柱芯の意味、柱芯の読み方は下記が参考になります。

柱芯とは?意味、出し方、読み方、柱芯寸法と柱芯間距離の意味、柱芯と壁芯、通心の違いは?

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