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通り芯寸法とは、通り芯間の長さ(間隔)を意味します。通り芯は、全ての部材の平面的な位置関係を表す基準線です。また、通り芯は仮想の線なので設計者が任意に設定できます。今回は通り芯寸法の意味、読み方、通り芯と柱芯の違い、通り芯の記号について説明します。似た用語に柱芯、壁芯があります。詳細は下記が参考になります。
壁芯とは?1分でわかる意味、壁芯面積の求め方、内寸との差、なぜ壁芯が必要なのか
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通り芯寸法とは、通り芯の長さ(間隔)を意味します。下図に通り芯、通り芯寸法を示します。通り芯は全ての部材の平面的な位置関係を表す基準線です。
通り芯を基準に柱、壁などの構造部材、意匠材などの位置を設定します。なお、柱、壁の中心(中心線)をそれぞれ「柱芯、壁芯」といいます。柱芯、壁芯の詳細は下記が参考になります。
壁芯とは?1分でわかる意味、壁芯面積の求め方、内寸との差、なぜ壁芯が必要なのか
通り芯寸法の読み方は「とおりしんすんぽう」です。関係用語の読み方を下記に示します。
・通り芯 ⇒ とおりしん
・柱芯 ⇒ はしらしん
・壁芯 ⇒ かべしん
通り芯と柱芯の違いを下記に示します。
・通り芯 ⇒ 全ての部材(構造部材、意匠部材等)の平面的な位置関係を表すための基準となる線。仮想の線で設計者が任意に設定できる。一般に、壁芯や柱芯を通心とすることが多い。
・柱芯 ⇒ 柱の中心(中心線)
通り芯を表す記号を「通り符号」といいます。下図のように、X方向とY方向の通り芯について、それぞれ記号を明記します。一般に、記号は方向ごとに「通し番号(1⇒2⇒3、A⇒B⇒Cなど)」を付けます。
通り符号の詳細は下記が参考になります。
通り符号とは?1分でわかる意味、決め方、通り芯の決め方、表記方法
今回は通り芯寸法について説明しました。通り芯寸法とは、通り芯間の長さ(間隔)を表します。また、通り芯とは全ての部材の平面的な位置を表す基準線です。通り芯だけでなく、柱芯、壁芯の意味、通り符号など下記も勉強しましょう。
通り符号とは?1分でわかる意味、決め方、通り芯の決め方、表記方法
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