この記事の要点
階段の設計で踏面と蹴上の組み合わせを変えると、使いやすさが大きく変わる経験がある。法規上のミニマム寸法(踏面150mm・蹴上230mm)はあくまで最低基準で、居住性を優先するなら踏面200〜250mm・蹴上180〜200mmが一般的だ。
「踏面×2+蹴上=600〜640mm」という経験則(段差の歩行リズム式)が実務でよく使われる。法基準と使いやすさの基準の両方を把握しておくと、設計の説明がしやすくなる。
階段を使うとき必ず「踏面」を歩きます。
この記事では、踏面とは何か、読み方、寸法の基準はどれくらいか、蹴上との関係を整理します。
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踏面(ふみづら)とは、階段の足をのせる板の上面です。
階段を使うとき必ず「踏面」を歩きます。
また、階段の段の高さを「蹴上(けあげ)」といいます。
階段の歩きやすさは「踏面」「蹴上」で決まります。
今回は、踏面の意味、読み方、寸法と23cm、蹴上や階段との関係について説明します。
蹴上の意味、階段の種類は下記が参考になります。
階段の蹴上とは?1分でわかる意味、踏面、計算、建築基準法施行令23条
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踏面(ふみづら)とは、階段の足をのせる板の上面です。下図をみてください。これが踏面と蹴上の部分です。
日常生活で階段を使う機会があると思いますが、踏面の部分を必ず歩きますよね。
また階段の段の高さを「蹴上(けあげ)」といいます。
階段には色々な種類がありますが、「踏面」と「蹴上」で構成される点は同じです。
蹴上の意味、階段の種類は下記が参考になります。
階段の蹴上とは?1分でわかる意味、踏面、計算、建築基準法施行令23条
踏面は「ふみづら」と読みます。関係用語の読み方を下記に示します。
蹴上 ⇒ けあげ
踊り場 ⇒ おどりば
階段 ⇒ かいだん
蹴上の意味、階段の種類は下記が参考になります。
階段の蹴上とは?1分でわかる意味、踏面、計算、建築基準法施行令23条
踏面の寸法は、一般的に15cm以上とします。ただし、建物の用途や種類で寸法の規定値が変わります。下図に用途ごとの踏面を示しました。
上記の規定を満足する踏面の寸法を設定したいですね。
階段の歩きやすさは、踏面と蹴上に影響します。階段の踏面と蹴上の関係は、一般的に下式とします。
55cm≦2R+T≦65cm
Rは蹴上、Tは踏面です。なお踏面や蹴上の寸法は、建物の用途ごとに建築基準法による規定が設けられています。
根拠・参考
実務では、設計条件・仕様書・適用する規準により確認してください。
混同しやすい用語
踏面(ふみづら)
階段の足がのる板の上面の奥行き寸法のことです。
建築基準法で用途ごとに最小寸法が定められており、蹴上(けあげ)と区別して覚える必要があります。
蹴上(けあげ)
階段の一段の高さのことで、踏面の奥行きと組み合わせて歩きやすさを決定します。
建築基準法では「2R+T=55〜65cm程度」の関係式で踏面(T)と蹴上(R)のバランスが規定されます。
蹴込み板(けこみいた)
踏み板の前端部(鼻先)から下に向かって設ける垂直な板のことです。
蹴込み板がない階段をオープン階段といいます。
蹴上の寸法と混同されやすいですが、蹴込み板は部材名です。
今回は踏面について説明しました。
意味が理解頂けたと思います。
踏面は、階段の足がのる板の上面です。
階段を使うとき必ず歩く部分ですね。
踏面や蹴上の寸法は、歩きやすさに関係します。
建築基準法で建物の用途ごとに寸法が変わります。
暗記する必要は無いですが、書いてある内容に目を通しましょう。
下記も勉強しましょう。
階段の蹴上とは?1分でわかる意味、踏面、計算、建築基準法施行令23条
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意味を読んで終わりにせず、実際に理解できているかチェックしてみましょう。
