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主要構造部とは、建築基準法第2条1項5号に定義される部分です。似た用語で、構造耐力上主要な部分があります。全く異なる意味なので注意してください。今回は、主要構造部の意味、種類、基礎や天井の扱い、耐火構造との関係について説明します。
※なお、鉄骨部材を耐火構造とするためには、耐火被覆などが必要です。耐火被覆は下記の記事が参考になります。
構造耐力上主要な部分は下記が参考になります。
構造耐力上主要な部分とは?1分でわかる意味、種類、主要構造部
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主要構造部とは、建築基準法第2条1項5号に規定される部分です。主要構造部の種類を下記に示します。
但し、屋外階段や小階段は主要構造部に該当しません。他にも、主要構造部に該当しない部分が下記の通り定義されています。
主要構造部でない部分 ⇒建築物の構造上重要でない間仕切壁、間柱、附け柱、揚げ床、最下階の床、廻り舞台の床、小ばり、ひさし、局部的な小階段、屋外階段その他これらに類する建築物の部分を除く
天井は、主要構造部の項目に明記がありません。よって、主要構造部では無いです。また、基礎も主要構造部ではありません。
主要構造部は火災に対する安全性を確保するべき構造部分がイメージされています。よって、1階の梁(地中梁)や、地中に埋まっている基礎は除外されています。主要構造部と火災を関連づけると、「何が主要構造部から除外されるのか」理解が早いでしょう。
主要構造部以外の部分に、「基礎」があります。基礎は、構造耐力上主要な部分に該当します。構造耐力上主要な部分とは、「荷重」に抵抗する部材のことです。詳しくは下記の記事が参考になります。
※構造耐力上主要な部分は、下記が参考になります。
構造耐力上主要な部分とは?1分でわかる意味、種類、主要構造部
耐火建築物の要件として、
があります。主要構造部は、火災に対する安全性を確保することが目的です。主要構造部と耐火構造、耐火建築物の関連は理解しておきたいですね。一級建築士の試験でも頻出するポイントです。
※耐火、耐火構造、耐火建築物の詳細は下記が参考になります。
耐火構造とは?1分でわかる意味、種類、rc、壁、準耐火構造と防火構造との違い
耐火建築物とは?1分でわかる意味、要件、わかりやすい考え方、鉄骨造
今回は主要構造部について説明しました。意味が理解頂けたと思います。主要構造部は法2条1項5号に定義される部分です。定義の内容を覚えてくださいね。また、主要構造部に該当しない構造部も理解してください。特に、構造耐力上主要な部分との違いは混同しないよう注意しましょうね。
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