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ささら桁階段とは、階段を昇る踏板を稲妻状に切ったささらの上にのせた階段です。側桁階段と似ていますが、ささら桁階段の方が面白いデザインです。今回はささら桁階段の意味、側桁階段との違い、ささらとの関係について説明します。
※階段の構造、各階段の特徴は下記が参考になります。
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ささら桁階段とは、階段を昇る踏板を、稲妻状に切ったささらの上にのせた階段です。下図を見てください。これがささら桁階段です。シースルー階段ともいいます。
ささら桁階段は、踏板が「ささら桁」の上に載っています。階段を側面(横)からみると、稲妻状の断面が見えるので、デザイン的に面白いです。屋内階段をデザイン的に強調したいとき、ささら桁階段もよいでしょう。
ただし、側桁階段に比べて耐力が低下する点に注意してください。側桁階段で必要なささらの厚みと、側桁階段で必要なささらの厚みは違います。
ささら桁階段は、稲妻状の階段の断面が、横側からみることができます。一方、側桁階段は横から見ても、ささらの板しかみえません。下図をみてください。これが側桁階段です。
ささら桁階段はデザイン性が良いですが、前述したように耐力が低下します。下図のように、蹴込み板のない階段もありますが、階段を昇降するとき振動しやすいです。安定性を望むなら、蹴込み板ありの階段が望ましいです。
ささら桁階段や側桁階段でも、踏板を支える部材は「ささら」という方が一般的です。ただし、ささらを「桁(けた)」といっても、間違いでは無いです。※ささらの意味は、下記の記事が参考になります。
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今回はささら桁階段について説明しました。意味が理解頂けたと思います。ささら桁階段は、ささら桁を稲妻状に切り欠き、ささらの上に踏板をのせたものです。階段を側面からみると、稲妻状の断面が見えるため、デザイン性が高いです。ただし、側桁階段に比べて、ささらの耐力が落ちるので注意しましょう。また、蹴込み板をいれないと、踏板が振動しやすいので注意してください。下記も併せて参考にしてくださいね。
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