この記事の要点
横桁(よこげた)とは、橋梁の床版を支える部材です。
橋梁を構成する部材と考えてください。
この記事では、横桁とは何か、縦桁・鋼桁とどう違うのか、橋梁での役割を整理します。
【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット
横桁(よこげた)とは、橋梁の床版を支える部材です。橋梁を構成する部材と考えてください。今回は横桁の意味、読み方、縦桁、鋼桁との違い、橋梁との関係、計算方法について説明します。桁の意味、橋梁の種類は、下記が参考になります。
橋の構造とは?12種類の名称・特徴・強度と建築ラーメン構造・トラス構造との関係
100円から読める!ネット不要!印刷しても読みやすいPDF記事はこちら⇒ いつでもどこでも読める!広告無し!建築学生が学ぶ構造力学のPDF版の学習記事
横桁(よこげた)とは、橋梁の床版を支える部材です。下図をみてください。これが横桁です。
横桁の上に配置される桁を、縦桁といいます。横桁、縦桁共に床版を支える、橋梁の部材です。
一般的に、横桁は橋梁の短手方向、縦桁は橋梁の長手方向(橋梁の進行方向)に配置されます。
桁の意味、橋梁の種類は下記が参考になります。
橋の構造とは?12種類の名称・特徴・強度と建築ラーメン構造・トラス構造との関係
なお、横桁と縦桁をモデル化すると、下図のようになります。
横桁は「よこげた」と読みます。関係用語の読み方は下記です。
縦桁 ⇒ たてげた
鋼桁 ⇒ こうげた
橋梁 ⇒ きょうりょう
横桁と縦桁、鋼桁との違いを、下記に示します。
横桁 ⇒ 橋梁の横方向(短手方向)に配置される桁
縦桁 ⇒ 橋梁の縦方向(長手方向)に配置される桁
鋼桁 ⇒ 鋼製の桁のこと。橋梁は鋼製が多い。
桁の意味、橋梁の種類は下記が参考になります。
橋の構造とは?12種類の名称・特徴・強度と建築ラーメン構造・トラス構造との関係
横桁は橋梁を構成する部材の1つです。下図をみてください。横桁と縦桁をモデル化しました。A点とB点の反力を計算しましょう。
計算方法は簡単です。まず上部の梁(縦桁)に作用する荷重から「間接荷重」を算定します。後は間接荷重が下部梁に作用する点から、反力を導きます。
Pは縦桁の中央に作用するので反力は、
R=P/2
です。よって間接荷重は
P2=P/2
です。A点の反力は、
R=P2/2=P/4
です。B点は、上部梁の間接荷重がそのまま支点に作用します。よって反力は、
R=P/2+P/4=3P/4
です。間接荷重の意味は、下記が参考になります。
混同しやすい用語
横桁と縦桁
横桁は橋梁の短手方向(幅方向)に配置されて床版を支える桁で、縦桁は橋梁の長手方向(進行方向)に配置される桁です。両者は方向が異なるため混同しないよう注意が必要です。
桁と梁
桁は主に橋梁で使われる用語で、橋梁の床版・縦桁・横桁などの部材を指します。梁は建築物の水平部材を指す用語で、橋梁と建築で使い分けられます。
横桁を整理した表を示します。
| 項目 | 内容 | 備考 |
|---|---|---|
| 横桁の方向 | 橋梁の短手方向(幅方向)に配置 | 床版を直接支持 |
| 縦桁の方向 | 橋梁の長手方向(進行方向)に配置 | 横桁の上に架かる |
| 鋼桁 | 鋼製の桁。橋梁で多く使われる材料 | 横桁・縦桁共に鋼製が一般的 |
今回は横桁について説明しました。意味が理解頂けたと思います。横桁は、床版を支える部材の1つです。橋梁の短手方向に配置されます。また、長手方向に配置される桁が縦桁です。横桁と縦桁の関係、計算方法を理解しましょう。下記の記事も勉強しましょうね。
橋の構造とは?12種類の名称・特徴・強度と建築ラーメン構造・トラス構造との関係
【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット
この記事の内容を○×クイズで確認する
この記事で学んだ内容は、無料の○×問題集でも確認できます。
意味を読んで終わりにせず、実際に理解できているかチェックしてみましょう。


試験での問われ方|管理人の一言
試験では横桁と縦桁(主桁)の役割の違いが問われます。橋梁では主桁(縦桁)が主要な曲げを負担し、横桁は主桁間を連結して横断方向の荷重分配を行います。建築の大梁・小梁の関係と対比できます。
建築の大スパン構造でも主方向と直交方向の梁(横梁)の役割分担を理解することが重要です。横構(ブレーシング)や横桁の設計は全体剛性の確保に貢献します。