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斜張橋(しゃちょうきょう)とは、タワーからケーブルを斜めに張り、桁を吊る方法です。ケーブルには、主として引張力が作用します。効率的に力を伝達できるので、大スパン構造に対応できます。斜張橋に似た構造として、吊り橋があります。今回は斜張橋の意味、吊り橋との違い、原理、メリット、構造について説明します。橋梁の構造は、下記の記事が参考になります。
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斜張橋(しゃちょうきょう)とは、タワーからケーブルを斜めに張り、桁を吊る方法です。下図をみてください。これが斜張橋です。
ケーブルには主に引張力、タワーには圧縮力が生じます。ケーブルは主に鋼材を用います。引張力に強く効果的に力を伝達できます。
多々羅大橋(890m)など、斜張橋は大スパン構造に対応できます。大スパン構造の意味は、下記が参考になります。
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橋梁の構造は、下記が参考になります。
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斜張橋と吊り橋の違いを、下記に示します。
斜張橋 ⇒ タワーからケーブルを斜めに張り、桁を吊る橋
吊り橋 ⇒ 空中に張り渡したケーブルから吊り材を介して、桁を吊った橋
下図をみてください。これが吊り橋です。
斜張橋のメリットを、下記に示します。
大スパン構造に対応できる
景観が良い
前述したように、斜張橋は大スパン構造に対応できます。ケーブルには、主に引張力が生じるので、効果的に力を伝達できるからです。
また、景観が良い点も斜張橋のメリットです。面白くスッキリとした表情がある橋だと思います。また、ケーブルの張り方にもいくつか種類があります。下図をみてください。ケーブルを放射型、平行に張る違いがあります。
今回は斜張橋について説明しました。意味が理解頂けたと思います。斜張橋は、タワーからケーブルを斜めに張り、桁を支える橋です。ケーブルとタワーで桁を支えており、ケーブルが細いのでスッキリとした印象を与えます。大スパン構造に対応できるだけでなく、景観にも良い橋梁です。似た橋梁に、吊り橋があります。斜張橋との違いを理解しましょう。下記の記事も併せて勉強しましょうね。
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