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通り符号とは、通り芯の位置を示す符号です。一般的に、X方向とY方向に、それぞれ通り符号を示します。斜め方向に建物が傾く場合、斜め方向の通り芯と通り符号をかきます。今回は通り符号の意味、決め方、通り芯の決め方、通り符号と通り芯の表記方法について説明します。※通り芯、壁芯、柱芯の意味は、下記の記事が参考になります。
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通り符号とは、通り芯の位置を示す符号です。下図をみてください。通り芯の下側または左側に「X1」や「Y1」なども符号があります。これが通り符号です。
通り符号は重要です。通り符号を決めておけば、「X1通りから1000mm」の位置、という表現が可能です。※通り芯は、柱や梁などの部材位置を示す基準線です。通り芯の意味は、下記の記事が参考になります。
通り符号は、下図のようにX方向(左から右へ向かう方向)は、X1⇒X2⇒X3・・・のように符号を付けます。Y方向(下から上へ向かう方向)は、Y1⇒Y2⇒Y3・・・と符号をつけるのが一般的です。
普通、X〇、Y〇と符号を付けますが、「数字のみ」「ローマ字」で通り符号をつける方もいます。例えば、X方向は「1⇒2⇒3・・・」、Y方向は「A⇒B⇒C」とつけます。
通り符号は、XとY方向で混乱しないよう、全く異なる記号を付けると良いでしょう。また、「左から右」「下から上」に向かって、順番になるような記号を付けてください。
通り芯は、壁芯と一致させるのが一般的です。特にRC造では、壁芯と通り芯を一致させます。面積計算や納まりの検討で都合が良いからです。
鉄骨造では、柱芯を通り芯とする方もいます。また、鉄骨造で壁が無い建物であれば、壁芯が無いので、柱芯を通り芯とします。
※通り芯の意味は、下記の記事が参考になります。
通り符号は、丸の中に数字やローマ字を書いた符号を付けます。通り芯は、一点鎖線で示します。また、図面を印刷したとき、やや薄く見えるよう線種を調整します。通り芯よりも、外壁や柱など、建築物を構成する線が重要だからです。
今回は通り符号について説明しました。意味が理解頂けたと思います。通り符号は、通り芯の位置を示す符号です。X、Y方向ごとに符号で使う記号やローマ字を変えます。図面をより分かりやすくするため、通り符号は必ず付けましょう。とくにこだわりがなければ、X方向はX1から、Y方向はY1から付ければよいですね。下記の記事も併せて参考にしてください。
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