建築学生が学ぶ構造力学

  1. HOME > 構造計算の基礎 > 通り符号とは?1分でわかる意味、決め方、通り芯の決め方、表記方法

通り符号とは?1分でわかる意味、決め方、通り芯の決め方、表記方法

【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)


通り符号とは、通り芯の位置を示す符号です。一般的に、X方向とY方向に、それぞれ通り符号を示します。斜め方向に建物が傾く場合、斜め方向の通り芯と通り符号をかきます。今回は通り符号の意味、決め方、通り芯の決め方、通り符号と通り芯の表記方法について説明します。※通り芯、壁芯、柱芯の意味は、下記の記事が参考になります。

壁芯、柱芯、通り芯とは何か?

100円から読める!ネット不要!印刷しても読みやすいPDF記事はこちら⇒ いつでもどこでも読める!広告無し!建築学生が学ぶ構造力学のPDF版の学習記事

通り符号とは?

通り符号とは、通り芯の位置を示す符号です。下図をみてください。通り芯の下側または左側に「X1」や「Y1」なども符号があります。これが通り符号です。

通り符号

通り符号は重要です。通り符号を決めておけば、「X1通りから1000mm」の位置、という表現が可能です。※通り芯は、柱や梁などの部材位置を示す基準線です。通り芯の意味は、下記の記事が参考になります。

壁芯、柱芯、通り芯とは何か?

通り符号の決め方

通り符号は、下図のようにX方向(左から右へ向かう方向)は、X1⇒X2⇒X3・・・のように符号を付けます。Y方向(下から上へ向かう方向)は、Y1⇒Y2⇒Y3・・・と符号をつけるのが一般的です。


普通、X〇、Y〇と符号を付けますが、「数字のみ」「ローマ字」で通り符号をつける方もいます。例えば、X方向は「1⇒2⇒3・・・」、Y方向は「A⇒B⇒C」とつけます。


通り符号は、XとY方向で混乱しないよう、全く異なる記号を付けると良いでしょう。また、「左から右」「下から上」に向かって、順番になるような記号を付けてください。

通り芯の決め方

通り芯は、壁芯と一致させるのが一般的です。特にRC造では、壁芯と通り芯を一致させます。面積計算や納まりの検討で都合が良いからです。


鉄骨造では、柱芯を通り芯とする方もいます。また、鉄骨造で壁が無い建物であれば、壁芯が無いので、柱芯を通り芯とします。


※通り芯の意味は、下記の記事が参考になります。

壁芯、柱芯、通り芯とは何か?

通り符号、通り芯の表記方法

通り符号は、丸の中に数字やローマ字を書いた符号を付けます。通り芯は、一点鎖線で示します。また、図面を印刷したとき、やや薄く見えるよう線種を調整します。通り芯よりも、外壁や柱など、建築物を構成する線が重要だからです。

まとめ

今回は通り符号について説明しました。意味が理解頂けたと思います。通り符号は、通り芯の位置を示す符号です。X、Y方向ごとに符号で使う記号やローマ字を変えます。図面をより分かりやすくするため、通り符号は必ず付けましょう。とくにこだわりがなければ、X方向はX1から、Y方向はY1から付ければよいですね。下記の記事も併せて参考にしてください。

壁芯、柱芯、通り芯とは何か?

【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)

▼人気の記事ベスト3▼

▼用語の意味知らなくて大丈夫?▼

建築学生が学ぶ「構造力学」の用語集

▼同じカテゴリの記事一覧▼

▼カテゴリ一覧▼

▼他の勉強がしたい方はこちら▼

建築構造がわかる基礎図解集

【読まれています】管理人による建築業界の分析!

1日13円で建築業界がわかるLINE配信!

友だち追加

わかる1級建築士の計算問題解説書

計算の流れ、解き方がわかる!1級建築士【構造】計算問題解説集

あなたは数学が苦手ですか?

わかる!実務で使う数学知識の基礎講座

【有料メルマガの初回資料が今だけ無料!】1日約13円で情報をアップデート!

有料メルマガを無料で見てみませんか?⇒ 忙しい社会人、学生のためのビルディング・アップデート

限定メールマガジン

わかる2級建築士の計算問題解説書!

【30%OFF】一級建築士対策も◎!構造がわかるお得な用語集

建築学生が学ぶ「構造力学」の用語集
pdf版の学習記事

更新情報

プロフィール

建築の本、紹介します。▼

すぐにわかる構造力学の本

人気の記事ベスト3

同じカテゴリの記事一覧

Topへ >>

  1. HOME > 構造計算の基礎 > 通り符号とは?1分でわかる意味、決め方、通り芯の決め方、表記方法
  2. 1級の過去問(計算)解説
  3. 限定メルマガ
  4. わかる建築構造の用語集・図解集
  5. 1頁10円!PDF版の学習記事