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再生可能エネルギーの1つとして環境に優しいとされる風力発電機は、日本の地域でも導入が増えつつあります。大きな風車と発電機、それらを支える60m超のタワーが特徴的です。
さて、4/8三重県伊賀市に設置した風力発電機から長さ約40メートルの羽根3枚と発電機あわせて140tが脱落したという事故をご存知でしょうか。
この機会に今回発生した事故と併せて、風力発電機倒壊の歴史を調べましたのでご紹介いたします。
・平成11年、鹿児島県で台風が発生、タワーが座屈を起こし倒壊。
・平成14年、沖縄県で台風が発生、基礎の崩壊によりタワー倒壊。
・平成16年、沖縄で台風が発生、最大風速60m/s、最大瞬間風速は90m/s、タワーが座屈を起こし倒壊。
・平成19年、青森で低気圧による最大風速40m/sの強風が発生。作業員のミスが重なり、タワーが倒壊。
以上、風力発電機の倒壊は少なくないということがわかります。
今回の脱落事故では、『なぜ設計用外力よりも低い風荷重で損傷したのか』という点について、まだ未解明でありますが、想定される外力に対して安全であることはもちろんのこと、人為的なミスも含め、よくわからない自然現象に対して、ある程度の余裕を見越した設計が必要であります。特に、風力発電機のような構造物に加えて風車が回転していたり、発電機が稼動している等の常に動いているものに対しては、通常以上の余裕率が必要であると感じました。
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