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早強(そうきょう)コンクリートとは、早強セメントを用いたコンクリートのことです。ただ、建築の実務では「早強コンクリート」という用語は使わないので注意しましょう。早強セメントは普通セメントに比べると短期間で強度が発現します。また水和熱が高く、冬場の工事に適しています。寒い環境で打設するコンクリートを「寒中(かんちゅう)コンクリート」といいます。よって「寒中コンクリート」と言うことが多いです。
今回は早強コンクリートの意味、記号、設計基準強度、養生期間、夏と冬の関係について説明します。寒中コンクリート、早強ポルトランドセメントの詳細は下記が参考になります。
寒中コンクリートとは?1分でわかる意味、水セメント比、温度、養生方法、空気量
早強ポルトランドセメントとは?1分でわかる意味、読み方と記号、特徴、強度、メリット
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早強(そうきょう)コンクリートとは、早強ポルトランドセメントを用いたコンクリートのことです。普通コンクリートに比べて「早く硬化」します。なお、建築の実務では「早強コンクリート」という用語はあまり使いません。
早強ポルトランドセメントは「早く硬化」し、初期強度も1日で発現します。また水和熱が高く、寒い環境(冬場など)でも良好な強度が得られます。寒い環境で打設するコンクリートを「寒中(かんちゅう)コンクリート」といいます。※寒中コンクリートの詳細は下記をご覧ください。
寒中コンクリートとは?1分でわかる意味、水セメント比、温度、養生方法、空気量
逆に夏場は「ゆっくり硬化する」中庸熱セメント等を使うことがあります。また暑い時期に打設するコンクリートを暑中(しょちゅう)コンクリートといいます。詳細は下記をご覧ください。
中庸熱ポルトランドセメントとは?1分でわかる意味、読み方、特徴と強度発現、養生期間との関係
暑中コンクリートとは?1分でわかる意味、読み方、温度補正、打込み温度、養生方法i>
早強コンクリートと普通コンクリートの違いを下記に示します。
早強コンクリート ⇒ 早強ポルトランドセメントを用いたコンクリートで、1日で初期強度が発現する。また4週強度も大きい
普通コンクリート ⇒ 標準的なコンクリート
普通コンクリート、早強ポルトランドセメントの詳細は下記をご覧ください。
普通コンクリートってなに?普通コンクリートの特徴、空気量、セメント量の規格
早強ポルトランドセメントとは?1分でわかる意味、読み方と記号、特徴、強度、メリット
前述したように早強コンクリートは「早く硬化する」コンクリートです。普通コンクリートの初期強度が3日で発現するのに対して、早強コンクリートは1日で強度がでます。
その後、所定の強度が発現する速度も速いので養生期間を短くできるメリットがあります。よって冬場の工事だけでなく、工期の短い工事に使うこともあります。※養生の意味は下記をご覧ください。
コンクリートの養生とは?1分でわかる意味、養生日数、温度、湿潤養生
今回は早強コンクリートについて説明しました。早強コンクリートとは、早強ポルトランドセメントを用いたコンクリートです。建築の実務では、あまり使わない用語です。関係用語として寒中コンクリート、暑中コンクリートを覚えておきましょう。下記が参考になります。
早強ポルトランドセメントとは?1分でわかる意味、読み方と記号、特徴、強度、メリット
寒中コンクリートとは?1分でわかる意味、水セメント比、温度、養生方法、空気量
暑中コンクリートとは?1分でわかる意味、読み方、温度補正、打込み温度、養生方法i>
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