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打ち放しコンクリートとは、タイルなどの仕上げを行わず、コンクリートの表面自身を仕上げとしたものです。
打ち放しコンクリートを仕上げとして、一躍有名になった建築家が、「安藤忠雄」さんです。
今回は、打ち放しコンクリートの意味、外壁、床の仕上がり状態の基準について説明します。本基準は、公共工事標準仕様書によります。公共工事標準仕様書は、下記の記事が参考になります。
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打ち放しコンクリートとは、タイルなどの仕上げを行わず、コンクリートの表面自身を、仕上げとしたものです。
コンクリート表面の色はグレーで、見た目は少し冷たいですが、洗練された印象を与えます。
安藤忠雄さんが、好んで打ち放しコンクリートを採用されました。その頃から、打ち放しコンクリートが流行したと思います。
一方で、コンクリート表面自身を仕上げとするためには、表面の平坦さ、平滑さが求められます。型枠を外すまで、徹底した監理が求められるのです。
打ち放しコンクリートの外壁の仕上がり状態は、下図の種類に分かれます。
A種が、最も質の良い打ち放しコンクリートです。Cに向かう順番で品質が落ちます。
なお、各種類に応じて、型枠の仕様が変わります。簡単にいうと、A種に使う型枠は最も高品質です。※型枠の意味は下記が参考になります。
型枠とは?1分でわかる意味、種類、セパレーター、支保工との関係
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外壁や床の仕上がり状態の平坦さは、下図の規定があります。
打ち放しコンクリートは、コンクリート表面自身を仕上げとするので、良好な平滑さ・平坦さが求められます。よって、3mにつき7mm以下の平坦さとします。
仕上げ材を張る場合で、ある程度、平坦さが無くても仕上げが可能なものは、1mあたり10mm以下の平坦さで良いです。タイル張りや二重床が該当します。
今回は打ち放しコンクリートについて説明しました。意味が理解頂けたと思います。
コンクリート表面自身を仕上げとするので、慎重な施工・管理(監理)が必要です。
仕上がり状態、平坦さの規定を、頭の片隅に入れておきましょう。詳細な基準は、JASS5や公共工事標準仕様書をご確認くださいね。
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