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レンタブル比とは?1分でわかる意味、ホテル、商業施設の目安、計算方法

レンタブル比とは、事務所建築の延床面積や基準面積に対する、貸室(かししつ)床面積の比率です。事務所ビルの室をレンタルで貸す場合、貸室面積を増やすことで収益性を高められます。今回はレンタブル比の意味、ホテル、商業施設での目安、計算方法について説明します。


※延床面積の意味は、下記の記事が参考になります。

延べ面積とは?1分でわかる意味、計算、バルコニーの考え方、容積率

レンタブル比とは?

レンタブル比とは、事務所建築の延床面積や基準面積に対する貸室(かししつ)床面積の比率です。下式により計算します。


レンタブル比=貸室床面積÷延床面積×100

レンタブル比=貸室床面積÷基準床面積×100


レンタブル比の単位は、%です。また、延べ床面積に対する値と、基準床面積に対する値があります。一般的に、基準床面積に対するレンタブル比よりも、延床面積に対するレンタブル比の方が小さい値になります。


基準床面積とは、一般的な階の床面積です。特殊な平面計画となる階は除外して考えましょう。


事務所建築における、「貸室」とは、事務室のことです。街を歩くと、色々なビルがあります。これらのビルは全て自社ビルではありません。不動産としてビルを持つ所有者が、室(部屋)を貸しています。所有者は、毎月所定の賃料を得ます。賃貸マンションと似たような仕組みと考えてください。


よって、貸室面積の割合が大きい方が(レンタブル比が大きい方)、ビル所有者の収益性が高まります。

レンタブル比と自社ビルの関係

賃貸ビルの他に、自社ビルがあります。自社ビルは、自分の会社が自分たちのために所有するビルのことです。賃貸を目的としないので、賃貸ビルに比べてレンタブル比は低い傾向にあります(ビルの収益性は考えないため)。

レンタブル比の目安

レンタブル比は、一般的な賃貸事務所の場合、


延べ床面積に対するレンタブル比 65〜75%

基準床面積に対するレンタブル比 70〜85%

ホテルのレンタブル比の目安

ホテルは、ビジネスホテル、シティホテル、リゾートホテルによってレンタブル比が変わります。なお、ここでのレンタブル比は「客室床面積÷延床面積(基準床面積)」と考えます。下記に各ホテルのレンタブル比を示します。


ビジネスホテル ⇒ 70%

シティホテル ⇒ 45〜50%

リゾートホテル ⇒ 45〜50%


いかがでしょうか。実際に泊まった

方は、感覚的に理解できると思います。ビジネスホテルは、ほとんどが客室です。部屋も狭く、客室以外の宴会場やレストランなど、ほとんどありません。


一方、シティホテルやリゾートホテルは、客室の大きさはゆったりしており、客室以外の部屋も目立ちます。ラウンジやジム、いくつものレストランがあるホテルも多いですよね。

レンタブル比の計算

レンタブル比を計算します。延べ床面積が5000u、貸室床面積が4000uとします。レンタブル比を計算してください。


レンタブル比=4000/5000×100=80%


ですね。

まとめ

今回はレンタブル比について説明しました。意味が理解頂けたと思います。レンタブル比は、貸室床面積と延べ床面積との比率です。単位は%です。賃貸ビルでは、レンタブル比を高めることで、収益性を上げることができます。延べ床面積の意味など、下記の記事も併せて参考にしてください。

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