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鋼管杭とは、鋼管を用いた杭です。鋼管とは、「円形の鋼管」を意味します。
鋼管杭に使う材質は、STK材、SKK材を用います。今回は、鋼管杭の意味、特徴、施工方法、各メーカーの種類について説明します。
※鋼を用いた杭を、鋼杭といいます。鋼管杭は、鋼杭の1つです。鋼杭は下記の記事が参考になります。
鋼杭とは?1分でわかる意味、読み方、種類、特徴、鋼管杭との違い
鋼管杭とは、鋼管を用いた杭です。単に「鋼管」というと、鋼材による円形の管を意味します。下図をみてください。これが鋼管です。
※角形鋼管というと、四角形の鋼管を意味します。角形鋼管は下記の記事が参考になります。
鋼管の材質は、STK材やSKK材が利用されます。詳細は下記を参考にしてください。
STK400の規格が丸わかり!一般構造用炭素鋼鋼管のサイズと断面性能
skk400とは?1分でわかる意味、規格、ヤング係数、許容応力度、skk490との違い
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鋼管杭の特徴を下記に整理しました(鋼管杭として一般的な、回転埋設杭を説明します)。
・高強度、高剛性(耐力が大きい、変形を小さくできる)
・小型重機で杭が打設できるので、敷地が狭い場合でも採用可能
・排土(廃棄物となる土)が無い
・杭径自体は細くても、先端羽根を大きくして支持力を高めることが可能
・先端羽根により、引抜き力に抵抗する
鋼管杭の施工方法は、
・打撃工法
・埋め込み工法
・中堀工法
・回転埋設工法
などがあります。上記の中でも、「回転埋設工法」が鋼管杭で特色のある方法です。
回転埋設杭は、杭先端の羽根を利用して、杭を回転させ掘り進めます。羽根を利用して掘り進めるので、排土が無い工法です。
鋼管杭のメーカーを下記に整理しました。
・工法:EAZET(イーゼット)、メーカー:旭化成建材
・工法:G-ECSパイル、メーカー:株式会社三誠
・工法:つばさ杭、メーカー:JFEスチール
・工法:NSエコパイル、メーカー:新日鉄住金
上記は、鋼管杭の工法として一般的な、回転埋設杭を扱う製品名と、メーカー名です。
上記の製品は、どれも良く使われます。EAZET(イーゼット)の詳細は下記をご覧ください。
イーゼットとは?1分でわかる意味、支持力、施工方法、長さ、羽根付き鋼管杭との関係
共通点は、鋼管杭の先端に羽根が付いており、この羽根で大きな支持力を確保していること、引抜力に抵抗します。
先端羽根の形状は、各社で工夫があります。杭の支持力係数、計算式など、メーカーごとに何が違うのか調べてみましょう。
今回は、鋼管杭について説明しました。鋼管杭は、鋼管を用いた杭です。円形の鋼管を用いると覚えてください。
鋼管杭を用いた工法は、先端羽根付きの回転埋設杭が一般的です。また、鋼管杭の材質は、STK材かSKK材が一般的です。
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