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地盤長期許容応力度とは、長期時における地盤の許容応力度です。地盤の許容応力度とは、地盤が「どのくらいの荷重まで耐えられるか」示す値です。なお、短期時の地盤の許容応力度は、長期時の値の2倍、極限時は長期時の3倍した値です。建築の実務では地盤の許容応力度を「地耐力」ともいいます。
今回は地盤長期許容応力度の意味、地耐力との関係、n値との関係について説明します。地盤の許容応力度の詳細は下記が参考になります。
地盤の許容応力度は?1分でわかる意味、告示式、計算法、地耐力との違い、n値との関係
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地盤長期許容応力度とは、長期時における地盤の許容応力度です。地盤の許容応力度とは、地盤が「どのくらいの荷重まで耐えられるか」示す値です。地盤の許容応力度を求める式はH13建設告示1113号に規定されており、下式で算定します。
・極限時における地盤の許容応力度qu ⇒ qu=( ic×α×C×Nc)+ ( ir×β×γ1×B×Nr)+ ( iq×γ2×Df×Nq)
・長期時における地盤の許容応力度qa ⇒ qa=qu/3
・短期時における地盤の許容応力度qs ⇒ qs=2qa =2qu/3
qa が地盤の許容応力度、quが地盤の極限応力度です。qaは長期時の値ですが、2倍すると短期時の許容応力度qsになります。
また、長期時とは「常時(通常時)」と言い換えできます。つまり、地震や台風など短期的に発生する外力の無い状態です。地盤の許容応力度、長期の詳細は下記が参考になります。
地盤の許容応力度は?1分でわかる意味、告示式、計算法、地耐力との違い、n値との関係
建築の実務では地盤の許容応力度を「地耐力」ともいいます。実務でよく用いる用語なので覚えておくと便利です。地耐力の詳細は下記をご覧ください。
地盤長期許容応力度はn値を用いた略残式により下式により算定できます。
砂質土 ⇒ qa=10N
粘性土(洪積粘土層) ⇒ qa=25N
ただし、一般には地盤調査としてn値だけでなくその他の土の諸量を測定・算定しており、前述の告示式を用いるため、上記の略残式を設計に用いることはないです。なお、n値は地盤の固さを表す値の1つです。n値の詳細は下記をご覧下さい。
n値とは?1分でわかる意味、目安、求め方、地盤、n値40や50の地耐力
今回は地盤長期許容応力度について説明しました。地盤長期許容応力度とは、長期時における地盤の許容応力度です。地盤の許容応力度とは「地盤がどのくらいの荷重に耐えられるか」示す値です。地盤の許容応力度、地耐力の詳細など下記も勉強しましょう。
地盤の許容応力度は?1分でわかる意味、告示式、計算法、地耐力との違い、n値との関係
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