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厚鋼板(あつこうはん)とは、厚さが3mm以上の鋼板(板状の鋼材)です。厚板(あついた)ともいいます。逆に厚さ3mm未満の鋼板を薄鋼板(うすこうはん)といいます。厚鋼板は溶接ができるので(厚みが薄いと溶接に適さない)、柱梁接合部や柱脚に使うことも多いです。今回は厚鋼板の意味、読み方、重量、規格と板厚、用途について説明します。厚板、薄板の詳細は下記が参考になります。
厚板とは?1分でわかる意味、読み方、規格、用途、薄板との違い
薄板とは?1分でわかる意味、読み方、溶接、厚板との違い、用途、規格
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厚鋼板(あつこうはん)とは、厚さが3mm以上の鋼板(板状の鋼材)です。厚板(あついた)とも言います。厚板の詳細は下記をご覧ください。
厚板とは?1分でわかる意味、読み方、規格、用途、薄板との違い
厚鋼板の規格と板厚、重量を下表に示します。
厚さ mm | 1㎡当たりの重量 kg |
3.2 | 25.12 |
4.5 | 35.32 |
6 | 47.1 |
9 | 70.65 |
12 | 94.2 |
16 | 125.6 |
19 | 149.2 |
22 | 172.7 |
25 | 196.2 |
28 | 219.8 |
32 | 251.2 |
36 | 282.6 |
なお鋼板の標準的な板厚には3.0mmというキリの良いものは無く、3.0mm以上の最小値は3.2mmです。3.0mm未満の最大値は2.8mmになります。
また厚さ3.0mm未満の鋼板を薄鋼板(うすこうはん)といいます。薄板の詳細は下記が参考になります。
なお、厚さ3mm未満の鋼材を「軽量鉄骨」、3.0mm以上の鉄骨を「重量鉄骨」といいます。軽量鉄骨と重量鉄骨の違いは下記をご覧ください。
厚鋼板は「あつこうはん」と読みます。関係用語の読み方を下記に示します。
厚板 ⇒ あついた
薄鋼板 ⇒ うすこうはん
薄板 ⇒ うすいた
厚鋼板は鉄骨造の柱梁接合部や柱脚、梁同士の接合部などに用います。例えば、柱梁接合部では「ダイアフラム」というプレートが必要です。私が設計した経験では、ダイアフラムは16mmより大きな厚みになることが多いです。
また柱脚のベースプレート、小梁と大梁を接合する際の「ガセットプレート」などに厚鋼板を用います。
ダイアフラム、ベースプレート、ガセットプレートの詳細は下記が参考になります。
ベースプレートとは?1分でわかる意味、鉄骨柱、基礎との関係、設計法
今回は厚鋼板について説明しました。厚鋼板とは厚さ3.0mm以上の鋼板のことです。厚板ともいいます。また厚さ3.0mm未満の鋼板を薄鋼板といいます。下記も併せて勉強しましょうね。
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