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厚板(あついた)とは、板厚が6mm以上の鋼板です。板厚が3mm未満の鋼板を薄板といいます。また薄板と厚板の中間の厚みは、中板(ちゅうはん)です。今回は厚板の意味、読み方、規格、用途、薄板との違いについて説明します。
薄板、鋼板の意味は、下記が参考になります。
薄板とは?1分でわかる意味、読み方、溶接、厚板との違い、用途、規格
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厚板は、板厚が6mm以上の鋼板です。厚鋼板ともいいます。厚板は、熱間圧延により製作されます。一方、薄板は熱間圧延による製作が可能です。薄板の意味は、下記が参考になります。
薄板とは?1分でわかる意味、読み方、溶接、厚板との違い、用途、規格
また、厚板は溶接が可能ですが、薄板は溶接ができません。
厚板は「あついた」と読みます。その他、関係する用語の読み方は、下記です。
厚鋼板 ⇒ あつこうはん
薄板 ⇒ うすいた
中板 ⇒ ちゅうはん
平鋼 ⇒ ひらこう
鋼板 ⇒ こうはん
薄板、平鋼、鋼板の意味は、下記が参考になります。
薄板とは?1分でわかる意味、読み方、溶接、厚板との違い、用途、規格
平鋼とは?1分でわかる意味、規格、重量、読み方、フラットバーとの違い
厚板の標準厚さを下記に示します。
4.5
6.0
9.0
12.0
16.0
19.0
22.0
25.0
28.0
32.0
36.0
上記の厚板は、建物の設計でよく使います。ぜひ、覚えてくださいね。7mmや8mmといった鋼板の厚みは無いので注意しましょう。鋼板の意味は、下記が参考になります。
厚板の用途には、下記があります。
ベースプレート
ダイアフラム
BH鋼
冷間成形角形鋼管
厚板は、成形して冷間成形角形鋼管やBH鋼として使います。BH鋼は「ビルドエイチ鋼」の略で、厚板を溶接してつくるH形鋼です。BH鋼、角形鋼管の意味は下記が参考になります。
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また厚板を所定の寸法に成形し、ベースプレートやダイアフラムとして使います。ベースプレートは柱脚部、ダイアフラムは仕口部に用いますが、大きな応力が生じるカ所です。耐力や伸び能力のある厚板を用います。
ベースプレート、ダイアフラムの意味は、下記が参考になります。
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厚板と薄板の違いを下記に示します。
厚板 ⇒ 6mm以上の鋼板
薄板 ⇒ 3mm未満の鋼板
前述した厚板の用途も理解しましょう。薄板を用いた鋼材には、軽量鉄骨があります。軽量鉄骨は胴縁や母屋などの、下地として使います。軽量鉄骨、胴縁の意味は下記が参考になります。
今回は厚板について説明しました。意味が理解頂けたと思います。厚板は、板厚が6mm以上の鋼板です。薄板との違い、厚板の用途を覚えましょう。下記の記事も参考にしてくださいね。
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