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鋼材のplとは、「鋼板(こうはん)」のことです。図面では、PL-6のように厚みを示します。また幅や長さが分かるよう図示します。今回は鋼材のplの意味、鋼板とフラットバーの違い、規格、重量について説明します。
フラットバー(平鋼)の規格、意味、薄板(鋼板の1つ)の意味は、下記が参考になります。
平鋼とは?1分でわかる意味、規格、重量、読み方、フラットバーとの違い
薄板とは?1分でわかる意味、読み方、溶接、厚板との違い、用途、規格
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鋼材のplとは、「鋼板(こうはん)」のことです。鋼板とは、板状にした鋼材を意味します。プレートともいいます。記号のplは、英語のPlateを略しています。「板」は、厚みに対して幅や長さが十分に大きい物です。鋼板のサイズ(厚み、幅や長さ)は、JISG3193に規定されます。
鋼板には、下記の種類があります。
薄板
厚板
薄板は3mm未満の鋼板です。厚板は、3mm以上の鋼板です。下記が参考になります。
薄板とは?1分でわかる意味、読み方、溶接、厚板との違い、用途、規格
鋼板を図面に描くとき、「pl-6」のように厚み示します。さらに幅や長さが分かるよう図示します。鋼板は、鉄骨部材の接合部でよく使います。例えば、小梁を留めるガセットプレートがあります。記号で「GPL」と書きます。
例えば、下図のようにplの厚みを書きます。
ガセットプレートの意味は、下記が参考になります。
鋼板とフラットバーの違いを、下記に整理しました。
鋼板 ⇒ 板状にした鋼材のこと。厚みに対して、幅や長さが十分に大きい部材。
フラットバー(平鋼) ⇒ 細長い板状の鋼材のこと。JISg3194の規格より、最大幅で500mmだが長さは3.5m以上もある。長方形の棒に近いので、「棒鋼」に分類されることも多い。
平鋼の特徴は、下記が参考になります。
平鋼とは?1分でわかる意味、規格、重量、読み方、フラットバーとの違い
フラットバーは、長さに対して幅が狭い鋼材です。板というより、長方形の棒といえます。一方、鋼板は、厚みに対して「長さと幅」の両方が十分に大きいものです。よって、フラットバーと鋼板は記号でも使い分けます。
鋼板 ⇒ PL
フラットバー ⇒ FB
鋼板のサイズは、JISG3193に規定があります。ただし、各鋼材メーカーによる製造可能長さ(幅)があります。製造可能長さ、幅を下記に示します(幅×長さです)。
914×1829
914×2438
914×3048
914×6096
914×9200
1219×1829
1219×2438
1219×3048
1219×6096
1219×9200
1219×1829
1524×2438
1524×3048
1524×6096
1524×9200
材質の規格は、鋼材の種類によります。鋼材の種類は、下記をご確認ください。
鋼板は製造可能サイズを、必要な大きさに切断して使います。よって、サイズや重量の規格は無いです。厚みの規格はあるので、平米当たりの重量を下記に示します。
今回は鋼材のplの意味、鋼板とフラットバーの違いについて説明しました。意味が理解頂けたと思います。Plは鋼板を意味します。鋼板は、板状の鋼材ですね。鋼板の意味、フラットバーの違いを理解しましょう。下記の記事も参考にしてください。
平鋼とは?1分でわかる意味、規格、重量、読み方、フラットバーとの違い
鋼板(鉄板)の重量計算方法は?1分でわかる計算、計算ツール、計算式との関係
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