この記事の要点
棒鋼(ぼうこう)とは棒状の鋼材で、丸鋼や異形棒鋼(異形鉄筋)が代表的な種類です。引張力に強く圧縮力に弱いため、ブレース・アンカーボルト・鉄筋コンクリートの鉄筋に使われます。
丸鋼の径9mmで単位重量は0.499kg/mです。建築構造用圧延棒鋼(SNR400)はブレースやアンカーボルトに用いられ、塑性変形能力に優れた棒鋼です。
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棒鋼(ぼうこう)とは、棒状の鋼材です。鉄筋コンクリートの「鉄筋」は、異形棒鋼が用いられます。今回は棒鋼の意味、読み方、サイズ、重量、用途について説明します。建築構造用圧延棒鋼、異形鉄筋(異形棒鋼)の意味は、下記が参考になります。
建築構造用圧延棒鋼とは?1分でわかる意味、snr鋼材、規格、ブレース
異形鉄筋と丸鋼の違い、サイズ、機械的性質、化学成分、規格、それぞれ
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棒鋼は、棒状の鋼材です。下図をみてください。これが棒鋼です。
棒鋼の種類に、丸鋼や異形鉄筋(異形棒鋼)があります。丸鋼は表面に凹凸が無く、断面は円形で棒状の鋼材です。丸鋼の規格、詳細は下記が参考になります。
丸鋼とは?1分でわかる意味、規格、サイズ、読み方、重量、材質
異形棒鋼は、表面に突起がある棒状の鋼材です。鉄筋コンクリートに使う「鉄筋」は、異形棒鋼を意味します。詳細は、下記が参考になります。
異形鉄筋と丸鋼の違い、サイズ、機械的性質、化学成分、規格、それぞれ
棒鋼は、棒状の鋼材です。圧縮力に弱く、引張力が強い性質があります。圧縮力が作用する箇所に用いると座屈の恐れがあり、注意が必要です。この特徴から、後述する「ブレース材」や「アンカーボルト」「鉄筋」などに用います。
棒鋼は「ぼうこう」と読みます。棒鋼に関係する用語の読み方は下記です。
異形棒鋼 ⇒ いけいぼうこう
建築構造用圧延棒鋼 ⇒ けんちくこうぞうようあつえんぼうこう
棒鋼の読み方は?1分でわかる意味、規格、磨棒鋼、丸鋼の読み方、棒鋼と丸鋼の違い、棒鋼と鉄筋の関係は?
異形棒鋼の読み方は?1分でわかる意味、規格と重量、異形棒鋼と異形鉄筋の違いは?
例として、異形棒鋼のサイズを下記に示します。
丸鋼のサイズは下記があります。
棒鋼の重量は下表の「単位重量」をご確認ください。
例えば、丸鋼の径が9mmのとき、単位重量は0.499kg/mです。長さが1mの棒鋼であれば、
0.499kg/m×1.0m=0.499kg
が重量です。
棒鋼の用途には下記があります。
鉄筋コンクリートに用いる「鉄筋」
ブレース
アンカーボルト
異形棒鋼は、鉄筋コンクリート造の鉄筋として使います。建築構造用圧延棒鋼は、ブレースやアンカーボルトに活用されます。ブレースやアンカーボルトに用いられるSnr400は、塑性変形能力に優れた棒鋼です。
建築構造用圧延棒鋼(snr400)の規格、特徴は下記が参考になります。
建築構造用圧延棒鋼とは?1分でわかる意味、snr鋼材、規格、ブレース
ブレース、アンカーボルトの意味は下記が参考になります。
混同しやすい用語
丸鋼
表面に凹凸がなく、断面が円形で棒状の鋼材です。棒鋼の一種で、表面が平滑なためコンクリートとの付着力が低いです。
棒鋼が「棒状の鋼材全般」を指す上位概念であるのに対して、丸鋼は表面が平滑な特定の棒鋼です。一方、異形棒鋼は表面に突起があり鉄筋コンクリートの鉄筋として使われる点で異なります。
棒鋼を整理した表を示します。
| 種類 | 特徴 | 主な用途 |
|---|---|---|
| 丸鋼 | 断面が円形、表面平滑 | ブレース・アンカーボルト |
| 異形棒鋼(異形鉄筋) | 節・リブあり、付着力大 | RC造の鉄筋 |
| 建築構造用圧延棒鋼(SNR400) | 塑性変形能力に優れる | ブレース・アンカーボルト |
今回は棒鋼について説明しました。意味が理解頂けたと思います。棒鋼は、棒状の鋼材です。棒鋼の種類を覚えましょう。特に、異形鉄筋や丸鋼の特徴は理解してください。下記の記事も勉強すると、なお良いですね
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意味を読んで終わりにせず、実際に理解できているかチェックしてみましょう。

試験での問われ方|管理人の一言
棒鋼は圧縮力に弱く座屈の恐れがあるため、圧縮が作用する箇所への使用は注意が必要です。ブレース材として用いる場合は引張のみを負担させる設計とすることが一般的です。建築構造用圧延棒鋼SNR400は通常の棒鋼より塑性変形能力に優れています。