1. HOME > 鋼構造の基礎 > アンカーボルトは何のためにある?効果と役割について

アンカーボルトは何のためにある?効果と役割について

アンカーボルトとは何でしょうか。「ボルト」であるに違いありません。しかし「アンカー」という言葉が気になります。


アンカーボルトとは、柱脚を基礎に留めるために必要なボルトのこと。木造住宅では土台と基礎を繋げるボルトです。今回は、アンカーボルトの役割と効果について説明します。


・アンカーボルトは柱脚や土台と基礎を繋げる役目をもつ

アンカーボルトは柱脚と基礎、土台と基礎とをつなげる役目をもちます。例えば、鉄骨構造の場合、鉄骨柱と基礎は異種材料です。両者を接合するためには、何らかの方法で接合する必要があります。


鉄骨とRCは溶接できません。RCの中に鉄骨を埋め込む方法も考えられますが、それだけでは不十分(昔は掘立小屋のように土中に柱を建てた家も沢山ありました)。緊結するためにアンカーボルトが必要なのです。


以上を構造的にいいます。アンカーボルトは地震時にはせん断力や曲げモーメントを伝達します。また引き抜き力が作用するので、引張耐力の高い素材(鋼材)です。


木造住宅でもアンカーボルトは利用されます。それは土台と基礎とを緊結するため。以前はアンカーボルトが無い家もありましたが、近年は計算でアンカーボルトが何本必要か算定した上で設置します。


・アンカーボルトの材質は高力ボルトとは少し違う

アンカーボルトは柱と基礎をガッチシ繋げるために重要な部材です。仮にアンカーボルトが先に引き千切れてしまうと、建物は簡単に倒れるでしょう。


そのためアンカーボルトは「伸び能力がある」素材を使います。ABRやABM、SNR材と呼ばれる鋼材です。


・まとめ

アンカーボルトは柱と基礎、土台と基礎をガッチシと繋げるために必要なボルトです。アンカーボルトが無ければ、地震で簡単に倒壊するでしょう。アンカーボルトの設計は注意したいものですね。

▼この記事を今すぐSNSでシェアする▼


▼こちらも人気の記事です▼

▼人気の記事ベスト3▼

▼いつでも構造力学の問題が解ける!▼

構造ウェブ問題集

▼同じカテゴリの記事一覧▼

▼カテゴリ一覧▼

▼他の勉強がしたい方はこちら▼

スポンサーリンク

検索

カスタム検索

プロフィール

おすすめ特集

note始めました 構造ウェブ問題集

人気の記事ベスト3

建築の本、紹介します。▼

すぐにわかる構造力学の本

同じカテゴリの記事一覧

  1. HOME > 構造力学の基礎 > アンカーボルトは何のためにある?効果と役割について