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電食とは?1分でわかる意味、アルミ、銅、ステンレスの関係、組み合わせ

電食とは、電気による腐食のことです。異種金属を接合すると、電位差が大きいほど、電飾の度合いも大きくなります。今回は電食の意味、アルミ、銅、ステンレスとの関係、電食の組み合わせについて説明します。


建築で使う鋼材には、一般鋼、ステンレス鋼、溶融亜鉛メッキ鋼、アルミなどがあります。詳細は、下記の記事が参考になります。

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電食とは?

電食とは、電気により金属が腐食することです。異種金属を接合すると、電食が起きます。また、電位差が大きい金属を組み合わせるほど、電食しやすいです。よって、なるべく異種金属の接合は避けます。


構造部材はもちろん、「とい」や配管にも注意が必要です。といの材料は、屋根材に比べて貴となる材料を使います。これで屋根材の腐食は防ぐことが可能です。


異種金属を接合した状態で、金属に水が触れると、電気が流れます。電気は、貴から卑の金属に対して流れるので、


電位差が大きいほど

湿度が高いほど


電食しやすいです。下記に、貴から卑金属を順番に並べました。最も貴な金属は、ステンレス鋼です。なお、貴な金属は「錆びにくい金属」、卑な金属は「錆びやすい金属」と覚えてください。


専門的にいうと、錆びやすい金属ほど「イオン化傾向が大きい」です。


ステンレス鋼

アルミ

亜鉛メッキ鋼


※ステンレス鋼、亜鉛メッキ鋼の特徴は下記の記事が参考になります。

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電食の組み合わせ

前述のとおり、電食は電位差が大きいほど、腐食しやすいです(腐食速度が速い)。よって、ステンレス鋼と亜鉛メッキの組み合わせは最悪です。また、銅や亜鉛メッキ鋼もNGです。亜鉛メッキ鋼は、すぐに腐食します。

電食とアルミ、銅、ステンレスの関係

アルミは、電食で錆びやすい金属、銅やステンレスは錆びにくい金属です。異種金属の接合にならないよう注意してください。構造部材では、異種金属の接合を行いません。


ただし、仕上げ材や配管は、電食を意識せず、異種金属を接合することも考えられます。「とい」「屋根材」「配管」などは、見落としがちですから注意しましょう。

まとめ

今回は電食について説明しました。意味が理解頂けたと思います。電食は、電気による金属の腐食です。異種金属を接合すると、電食が起きる可能性があります。電食を防ぐために、できるだけ異種金属の電位差は小さくしましょう。また、湿度が高いと電食の進行が速いので、配管やといなど、水分に触れる部分は特に意識したいですね。


下記の記事も併せて参考にしてください。

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