【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)
h形鋼の幅厚比は、フランジとウェブについてそれぞれ計算して制限値以下か確認します。通常、h形鋼のウェブとフランジは厚さが厚さ、幅(高さ)が異なるため、フランジとウェブそれぞれの板が座屈しないか確認するためです。h形鋼のフランジ厚さをtf、ウェブ厚さをtwとするとき、h形鋼の幅厚比は下式の通りです。bはh形鋼の「フランジ幅の半分の長さ」、dはh形鋼の「ウェブのフィレット部を除いた内法高さ」です。要するに、b、dはウェブとフランジの幅(高さ)です。
上式より、h形鋼のウェブ、フランジの幅厚比を小さくするためには、板幅(板高さ)を小さくするか、ウェブ厚さ、フランジ厚さ(板厚)を大きくする必要があります。
例題として、実際にh形鋼の幅厚比を計算します。計算条件として、h形鋼はH-200x100x5.5x8とします。h形鋼のウェブ、フランジの幅厚比は
です。
100円から読める!ネット不要!印刷しても読みやすいPDF記事はこちら⇒ いつでもどこでも読める!広告無し!建築学生が学ぶ構造力学のPDF版の学習記事
h形鋼の幅厚比の制限値は下式の通りです。下式のように、鋼材の基準強度F値が分母にあるため、基準強度が大きいほど幅厚比の制限も厳しくなります。これは、ss400よりもss490の方が、より厳しい幅厚比の制限となり、幅を狭くするか板厚を大きくするなどの対応が必要です。なお、柱の方がより厳しい幅厚比の制限値です。
今回はh形鋼の幅厚比について説明しました。h形鋼の幅厚比は、フランジとウェブについてそれぞれ計算して制限値以下か確認します。h形鋼のフランジ厚さをtf、ウェブ厚さをtwとするとき、h形鋼の幅厚比は下式の通りです。bはh形鋼の「フランジ幅の半分の長さ」、dはh形鋼の「ウェブのフィレット部を除いた内法高さ」です。要するに、b、dはウェブとフランジの幅(高さ)です。
幅厚比の詳細は下記も参考になります。
【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)
有料メルマガを無料で見てみませんか?⇒ 忙しい社会人、学生のためのビルディング・アップデート