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i形鋼とは、形鋼の1つです。断面が、ローマ字のI形状をした鋼材です。似た形鋼にh形鋼があります。i形鋼は、主にホイストクレーン走行用のレールとして使います。建築物の構造部材として使うことは無いです。今回はi形鋼の意味、規格と断面係数、h形鋼との違い、i形鋼の用途について説明します。※他形状の形鋼は下記の記事が参考になります。
形鋼とは?1分でわかる意味、読み方、種類、規格、i形鋼の用途
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i形鋼とは、ローマ字の「I」の形をした鋼材です。断面を一定の形状にした鋼材を形鋼といいます。形鋼の意味は、下記の記事が参考になります。
形鋼とは?1分でわかる意味、読み方、種類、規格、i形鋼の用途
i形鋼と似た形状にh形鋼があります。混同しないよう注意してくださいね。i形鋼は、建築物の構造部材に使いません。ホイストレールという特殊な部材に使います(後述しました)。
i形鋼の規格と断面係数を下図に示します。
h形鋼の細幅形状と寸法が似ていますね。ただ、フランジやウェブ厚が僅かに違います。また、h形鋼に比べて、梁幅が狭いです(I-450x175など)。
h形鋼とI形鋼の断面係数を比較します。
I-200x100x7x10 ⇒ 217
H-200x100x5.5x8 ⇒ 181
I形断面の方が、フランジ、ウェブ厚が大きい分、断面係数が高いです。ただ、i形鋼はフランジ内側の両端から中央にかけてテーパーが付いています(中央部のフランジ厚は両端の厚みより大きいです)。ボルトを留めるときなど、施工に注意が必要ですね。
i形鋼とh形鋼の違いを下記に整理しました。
i形鋼 ⇒ フランジ内側の両端から、中央に向かってテーパーが付いている。梁せいに比べて梁幅が細い(h形鋼と同サイズもある)。
h形鋼 ⇒ フランジの内側にテーパー無し(フラットな形状)。
似た形状なので、間違えやすいですね。※h形鋼の規格は下記の記事が参考になります。なお、h形鋼には細幅、中幅、広幅の3種類あります。
h形鋼の広幅、中幅、細幅とは?1分でわかる違い、特徴、使い方
i形鋼は主に、ホイストクレーン走行用のレールとして利用します。本用途のレールを、ホイストレールといいます。ホイストレールは、i形鋼のサイズで対応することが多いです。似た形状のh形鋼はホイストレールに採用できません。
今回はi形鋼について説明しました。意味が理解頂けたと思います。i形鋼は、ローマ字の「I」の形をした鋼材です。形鋼の1つです。似た形の鋼材に、h形鋼があります。両者の違いを覚えてくださいね。また、i形鋼は主にホイストレールなどに使います。建築物の構造部材で使うことは無いです。他の形鋼も色々調べてくださいね。下記の記事が参考になります。
形鋼とは?1分でわかる意味、読み方、種類、規格、i形鋼の用途
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