この記事の要点
h鋼の単位重量は「断面積×鋼の密度(7.85 g/cm³)」で求めます。h-100×100は約16.9 kg/m、h-300×300は約93 kg/mです。
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h鋼の単位重量は「h鋼の断面積×鋼の密度」で算定します。h鋼の断面積は鋼材メーカーによる鋼材表をご覧ください。概算でよい場合、h形鋼の「せい、幅、板厚」から算定できます。今回は、h鋼の単位重量の値と計算、重量表と計算、h鋼の100×100、300×300の単位重量について説明します。単位重量、h鋼の詳細は下記が参考になります。
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h鋼の単位重量を下表に示します。
【h鋼の単位重量、重量表】
h鋼の単位重量は
・h鋼の断面積×鋼の密度
で求めます。鋼の密度は7.85g/cm3(t/m3)、h鋼の断面積は上表に明記された値を用います。
h鋼の重量は「h鋼のせい、幅、板厚」が既知であれば概算できます。ただし、実際にはh鋼は隅部等にフィレットがあり、前述した値とやや異なります。例題としてh-100×100×6×8の単位重量を計算します。
まずはh-100×100×6×8の断面積を算定します。
・フランジ断面積(2枚分) ⇒ 10cm×0.8cm×2=16c㎡
・ウェブ断面積 ⇒ (10-0.8×2)×0.6=5.04c㎡
・h鋼断面積 ⇒ 16+5.04=21.04c㎡
上記より
・h鋼の断面積×鋼の密度=21.04c㎡×7.85g/cm3≒165g/cm3=16.5kg/m
です。詳細は下記もご覧ください。
h鋼の100×100、300×300の単位重量を下記に示します。
・h-100×100×6×8の単位重量 ⇒ 16.9kg/m
・h-300×300×10×15の単位重量 ⇒ 93kg/m
混同しやすい用語
密度
密度とは単位体積あたりの質量で、鋼の場合7.85 g/cm³(=7.85 t/m³)です。
密度が体積1cmあたりの質量を表すのに対して、単位重量はそこに重力加速度を掛けた値で「kN/m³」等で表される力の単位になります。計算では混同しないよう注意が必要です。
h鋼の単位重量を整理した表を示します。
| h鋼サイズ | 断面積(cm²) | 単位重量(kg/m) |
|---|---|---|
| H-100×100×6×8 | 約21.5 | 16.9 |
| H-200×100×5.5×8 | 約26.7 | 21.3 |
| H-300×300×10×15 | 約119 | 93.0 |
今回はh鋼の単位重量について説明しました。h鋼の単位重量は「h鋼の断面積×鋼の密度」で求めます。h鋼の断面積は鋼材メーカーによる鋼材表が正確な値です。概算でよいならh鋼の「せい、幅、板厚」から算定できます。単位重量、h鋼の詳細など下記も参考になります。
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意味を読んで終わりにせず、実際に理解できているかチェックしてみましょう。

試験での問われ方|管理人の一言
建築士試験では鋼の密度(7.85 g/cm³)を使った重量計算が出題されます。断面積と長さから単位重量を求める手順を理解しておきましょう。