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一般構造用軽量形鋼とは、軽量溝形鋼や、リップ溝形鋼(cチャンネル)の総称です。主に、胴縁や母屋などの、下地材として使います(下地材とは、壁や屋根を張るための部材(骨)のこと)。今回は一般構造用軽量形鋼の意味、規格、読み方、ssc400の規格、ss400との違いについて説明します。※cチャンネルの規格、重量、ss400の規格は下記の記事が参考になります。
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一般構造用軽量形鋼とは、軽量溝形鋼やリップ溝形鋼の総称です。JIS G 3350に規定されます。実務では、リップ溝形鋼を良く使います。ローマ字のcに似た溝形鋼(チャンネル)なので、「cチャンネル、cチャン」といいます。
cチャンネルは、主に胴縁や母屋に使います。胴縁は、壁材を留める下地材、母屋は屋根材を留める下地材です。胴縁、母屋の意味は、下記の記事が参考になります。
一般構造用軽量形鋼は、板厚が1.6や2.3で軽量です。よって、柱や梁などの主要な構造部材として使いません。計算で安全性の検証を行うのが難しいからです(ハウスメーカーなどでは、実大実験により安全性を確認できるため、普通に使っている)。
よって、軽微な部分に使用するのが普通です。
一般構造用軽量形鋼の規格を下図に示します。
重量溝形鋼に比べてみましょう。板厚が薄く、単位重量が随分軽いはずです。
重量溝形の規格は、下記が参考になります。
一般構造用軽量形鋼は、専用の材質があります。Ssc400です。Ssc400の規格を下記に示します。
Ssc400の降伏点、引張強さは下記です。Ss400と同等と考えてください。
Ssc400の化学成分は下記です。Ss400に比べて、cの規定が追加されています。
一般構造用軽量形鋼の読み方は、「いっぱんこうぞうけいりょうかたこう」です。その他、関係する用語の読み方を下記に整理しました。
軽量溝形鋼 ⇒ けいりょうみぞがたこう
軽量リップ溝形鋼 ⇒けいりょうりっぷみぞがたこう
Ssc400とss400の違いを下記に整理しました。
Ssc400 ⇒ 一般構造用軽量形鋼で使う材質。リップ溝形鋼や軽量形鋼のみしか使えない。
Ss400 ⇒ 一般構造用圧延鋼材で使う材質。H形鋼、溝形鋼、山形鋼など、色々な形鋼に利用できる材質。
今回は一般構造用軽量形鋼について説明しました。意味が理解頂けたと思います。一般構造用軽量形鋼は、軽量溝形鋼や軽量リップ溝形鋼の総称です。鋼材の材質は、ssc400を使います。Ssc400は一般構造用軽量形鋼「専用」の材質です。両者の違いを覚えてください。下記の記事も合わせて参考にしてください。
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