この記事の要点
摩擦係数(μ)とは物体間に生じる摩擦力と垂直力の比であり、高力ボルト摩擦接合ではμ=0.45が設計上の基準値となる。
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摩擦係数の読み方は「まさつけいすう」です。
また、摩擦係数を表す記号はμを用います。
摩擦係数の記号μの読み方は「みゅー」です。
今回は、摩擦係数の読み方、単位、摩擦係数が大きいとは、求め方について説明します。
摩擦係数の詳細は下記が参考になります。
すべり係数とは?すべり係数と摩擦係数の違い、すべり耐力とすべり試験
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摩擦係数の読み方は「まさつけいすう」です。関係用語の読み方を下記に示します。
・静止摩擦係数 ⇒ せいしまさつけいすう
・動摩擦係数 ⇒ どうまさつけいすう
・摩擦力 ⇒ まさつりょく
すべり係数とは?すべり係数と摩擦係数の違い、すべり耐力とすべり試験
摩擦係数の単位は無し(無次元数)です。後述しますが、摩擦係数μは「μ=R/N」で求めます。摩擦抵抗力Rを垂直反力Nで割り算するので、単位が打ち消し合い「無次元数」を得ます。無次元数の詳細は下記をご覧ください。
無次元数とは?意味・単位・種類(レイノルズ数など)・無次元量との違いを解説
摩擦係数が大きいとは、物体の摩擦面(接触面)に生じる摩擦抵抗力が大きくなることを意味します。また、一般に摩擦係数が大きい摩擦面は「ザラザラな面(粗い面)」で、摩擦係数の小さな面は「ツルツルな面(滑らかな面)」です。
摩擦係数μの求め方を下記に示します。下図に示すように、Rは摩擦抵抗力、Nは垂直反力(垂直抗力)です。
・μ=R/N
混同しやすい用語
静止摩擦係数
物体が動き出す直前の摩擦係数。
滑り始めた後の動摩擦係数とは異なり、一般に静止摩擦係数の方が大きい。
摩擦係数を整理した表を示します。
| 項目 | 静止摩擦係数 | 動摩擦係数 |
|---|---|---|
| 定義 | 動き出す直前の値 | 滑り中の値 |
| 大小関係 | 動摩擦係数より大 | 静止摩擦係数より小 |
| 設計基準値 | μ=0.45(高力ボルト) | 用途による |
今回は摩擦係数の読み方について説明しました。摩擦係数の読み方は「まさつけいすう」です。似た用語に静止摩擦係数(せいしまさつけいすう)や動摩擦係数(どうまさつけいすう)があります。摩擦係数の詳細は下記もご覧ください。
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意味を読んで終わりにせず、実際に理解できているかチェックしてみましょう。

試験での問われ方|管理人の一言
試験では、高力ボルト摩擦接合における摩擦係数μ=0.45(赤さびなどの所定の処理後の値)が頻出。
摩擦面処理の方法との関係も押さえておく。