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フィラープレート(filler plate)とは、鉄骨造の接合部材間の「すき間(肌すきという)」を埋めるための鋼板です。すき間があるとボルトの締め付け力が適切に伝達されないためフィラープレートが必要です。Fillerを日本語に訳すと「充填材(じゅうてんざい)」や「詰め物」という意味になります。Plateは「板」なので、すき間を埋める板という意味です。今回はフィラープレートの意味、板厚(厚さ)、規格、鉄骨との関係について説明します。肌すきの意味は下記が参考になります。
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フィラープレート(filler plate)とは、鉄骨造の接合部材間の「すき間(肌すき)」を埋めるための鋼板です。下図をみてください。これがフィラープレートです。
上図の通り、フィラープレートが無いと、ボルトを締めたとき締め付け力が適切に伝達されません。締め付けることで接合部の耐力が確保されるので、大きなすき間は必ずフィラープレートで埋めます。
なお、フィラープレート(filler plate)のfillerを日本語に訳すと「充填材、詰め物」です。Plateは「板」を意味します。肌すきの詳細は下記が参考になります。
前述したフィラープレートは、肌すき(すき間)が1mmを超える場合に挿入します。例えば1.1mmの肌すきがある場合、フィラープレートが必要です。
一方、1mm以下(1.0mmを含む)の肌すきの場合、処理は不要です(フィラープレートは必要ない)。
また、フィラープレートの材質は400N/m㎡級鋼材とし、両面を摩擦面処理します。例えばSS400やSN400などの鋼材です。
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今回はフィラープレートについて説明しました。フィラープレートは、鉄骨造の接合部材間のすき間(肌すき)を埋めるための鋼板です。ボルトの締め付け力を適切に伝達する目的で挿入します。ただし1mm以下の肌すきでは、フィラープレートは不要です。肌すきの意味も併せて勉強しましょう。
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