建築学生が学ぶ構造力学

建築学生が学ぶ構造力学
  1. HOME > 鋼構造の基礎 > 冷間成形角形鋼管設計施工マニュアルとは?1分でわかる内容、目次、最新版

冷間成形角形鋼管設計施工マニュアルとは|BCR・BCPの設計根拠と目次を解説

この記事の要点

鉄骨造の柱に冷間成形角形鋼管(BCRやBCP)を使う設計では、このマニュアルが設計根拠の一つになる

コーナー部の残留応力や板厚方向の靭性など、熱間成形と異なる設計上の注意点が書かれている。

この記事では冷間成形角形鋼管設計施工マニュアルの内容・目次・BCR・BCPの設計上の注意点を解説する。

独立行政法人建築研究所が監修し、日本建築学会の鋼構造設計規準とは別の書籍であることに注意が必要。

この記事では、冷間成形角形鋼管設計施工マニュアルとは何かを整理します。

【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット


冷間成形角形鋼管設計施工マニュアルとは、主に鉄骨造の柱に用いる冷間成形角形鋼管(BCRやBCP)の設計・施工に関する書籍です。

鉄骨ラーメン構造では、柱を冷間成形角形鋼管、梁をH形鋼とします。

冷間成形角形鋼管を使う上での設計法、注意点など沢山の情報が盛り込まれています。

冷間成形角形鋼管の設計、施工での必需品です。


今回は、冷間成形角形鋼管設計施工マニュアルの意味、目次について説明します。似た書籍で、鋼構造設計規準があります。こちらも鉄骨造の設計・施工で必需品です。

鋼構造設計規準とは?日本建築学会規準の内容・最新版と実務での使い方


冷間成形角形鋼管設計施工マニュアルの詳細は、下記もご覧ください。

冷間成形角形鋼管設計・施工マニュアル〈2008年版〉

100円から読める!ネット不要!印刷しても読みやすいPDF記事はこちら⇒ いつでもどこでも読める!広告無し!建築学生が学ぶ構造力学のPDF版の学習記事

冷間成形角形鋼管設計施工マニュアルとは?

冷間成形角形鋼管設計施工マニュアルとは、BCRやBCPなどの冷間成形角形鋼管に関する設計法、施工法がまとめられた書籍です。

鉄骨ラーメン構造では、柱に冷間成形角形鋼管、梁にH形鋼を用います。

そういった構造形式を想定した設計法が細かく明記されています。


文章も比較的読みやすいので、構造設計初学者に役立ちます。また、鋼構造設計規準に比べて、より実務に即した内容なので頭に入りやすいです。詳細は下記もご覧ください。

冷間成形角形鋼管設計・施工マニュアル〈2008年版〉


冷間成形角形鋼管設計施工マニュアルの監修は、独立行政法人建築研究所、企画が財団法人日本建築センターです。建築学会の本では無いので注意して下さい。

冷間成形角形鋼管設計施工マニュアルの目次

冷間成形角形鋼管設計施工マニュアルの目次を下記に示します。


・設計編(総則)

・骨組の耐震設計

・接合部の設計

・既存建築物の増改築時における対応)

・施工編(冷間成形角形鋼管の加工・施工法)

・付録


上記の通り、冷間成形角形鋼管の設計編と施工編に分かれています。鉄骨造の柱にはBCR材をよく使います。私も構造設計をはじめた頃は、この本を読んで設計法を勉強しました。

冷間成形角形鋼管設計施工マニュアルの最新版

冷間成形角形鋼管設計施工マニュアルの最新は、2018年度版です。冷間成形角形鋼管設計施工マニュアルは10年間隔で改訂されています。

冷間成形角形鋼管設計・施工マニュアル〈2008年版〉

混同しやすい用語

熱間成形鋼管

熱間成形鋼管とは、高温で鋼材を成形した角形鋼管で、残留応力が少なく均質な材質特性を持つ。

冷間成形角形鋼管(BCR・BCP)が常温で板を折り曲げて製造されるため隅角部に残留応力が生じるのに対して、熱間成形鋼管は高温加工により残留応力が小さく、局部崩壊への配慮が不要な点が異なる。

試験での問われ方|管理人の一言

建築士試験では冷間成形角形鋼管(BCR・BCP)の特性(残留応力・局部崩壊への注意)が出題される。

このマニュアルはその根拠規準であり、「鋼構造設計規準(日本建築学会)とは別書籍」であることも把握しておこう。(一級建築士 頻出:冷間成形角形鋼管(BCR・BCP)の残留応力・局部崩壊への注意が繰り返し出題)

冷間成形角形鋼管設計施工マニュアルを整理した表を示します。

項目冷間成形角形鋼管設計施工マニュアル鋼構造設計規準
発行元建築研究所・日本建築センター日本建築学会
対象BCR・BCPの設計・施工法鋼構造全般の設計法
改訂間隔約10年随時改訂

まとめ

今回は、冷間成形角形鋼管設計施工マニュアルについて説明しました。

内容や目次、最新版など理解頂けたと思います。

鉄骨ラーメン構造では、柱を冷間成形角形鋼管、梁をH形鋼とします。

そういった構造形式の設計法の流れ、注意点などが理解できます。

構造設計実務での必需品です。

鉄骨造の書籍として、下記も重要です。

併せて理解しましょう。

jass6ってなに?1分でわかるjass6の意味

鋼構造設計規準とは?日本建築学会規準の内容・最新版と実務での使い方

【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット

理解度チェック

Q.

冷間成形角形鋼管設計施工マニュアルとは?

鉄骨造の柱に用いる冷間成形角形鋼管(BCR・BCP)の設計・施工に関する書籍で、建築研究所が監修します。

Q.

熱間成形と異なる設計上の注意点は?

コーナー部の残留応力や板厚方向の靭性などです。

ハナダユキヒロ

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務。

2010年より「建築学生が学ぶ構造力学」を運営(16年以上)。

著書「わかる構造力学」「わかる構造力学(改訂版)」(工学社)。

▼用語の意味知らなくて大丈夫?▼

建築学生が学ぶ「構造力学」の用語集

▼同じカテゴリの記事一覧▼

▼カテゴリ一覧▼

▼他の勉強がしたい方はこちら▼

建築構造がわかる基礎図解集

二級建築士の構造を独学で攻略

・過去問の使い方と勉強法をわかりやすく解説

・まずはこの記事から ⇒  二級建築士の構造の勉強法

わかる1級建築士の計算問題解説書

計算の流れ、解き方がわかる!1級建築士【構造】計算問題解説集

▼初回無料!月額約400円で業界最新情報をゲット!▼

「建築業界の最新動向」を最速でキャッチ。

今すぐ無料で試してみよう!⇒ ビルディング・アップデート

わかる2級建築士の計算問題解説書!

【30%OFF】一級建築士対策も◎!構造がわかるお得な用語集

建築学生が学ぶ「構造力学」の用語集
pdf版の学習記事

プロフィール

建築の本、紹介します。▼

すぐにわかる構造力学の本

同じカテゴリの記事一覧

Topへ >>

  1. HOME > 鋼構造の基礎 > 冷間成形角形鋼管設計施工マニュアルとは?1分でわかる内容、目次、最新版
  2. 1級の過去問(計算)解説
  3. わかる建築構造の用語集・図解集
  4. 1頁10円!PDF版の学習記事