この記事の要点
ss400の引張強さは400N/mm2(JIS規格では400?510N/mm2)で、この値を超えた後に破断する材料の最大強度である。
設計では下限値の400N/mm2を採用し、400mpaおよびおよそ40kgf/mm2と換算できる。
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ss400の引張強さは400N/m㎡です。
jis規格では、400~510という値で示されますが、400が一般的です。
引張強さは材料が持つ最大の引張強度です。
この値を超えたのち、材料は破断します。
今回はss400の引張強さ、その値、jisとの関係、mpa、kgfでの値を説明します。
ss400のjis規格、引張強さの意味は、下記が参考になります。
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ss400の引張強さは、
400N/m㎡
です。なお、sn400やsm400でも同じ値です。一方、ss490の引張強さは490N/m㎡です。ss400の特徴、規格は下記が参考になります。
sn400、sm400の意味、ss400との違いは下記が参考になります。
SN400Bとは?1分でわかる規格、SS400との違い、重量、H形鋼との関係
sm400とは?1分でわかる規格、特徴、成分、材質、ss400との違い
下図をみてください。縦軸に応力、横軸にひずみをプロットした図です(応力ひずみ曲線といいます)。引張強さは、鋼材のもつ最大の強度です。引張強さを超えた後、材料の変形が増加し破断します。
引張強さの意味は、下記が参考になります。
構造設計では、降伏点も大切です。降伏点と引張強さは混同されやすいですが、上図をみれば一目瞭然ですね。降伏点の意味は、下記が参考になります。
降伏点とは?1分でわかる意味、求め方、SS400の値、単位、引張強さ
jis規格によれば、ss400の引張強さは
400~510 N/m㎡
です。ただし、一般的に引張強さは400を用います。計算上510を採用して、実際の引張強さが400だったら大変ですよね。引張強さに限らず、「〇~〇」のように示される値は、下限値を採用しましょう。
ss400のjis規格は、下記が参考になります。
ss400の引張強さは400N/m㎡でした。単位換算して、mpaやkgfで表記しましょう。下記に整理しました。
400N/m㎡ ⇒ 40kgf/m㎡
400N/m㎡ ⇒ 400mpa
N/m㎡からmpaに変換しても値は同じです。mpaの意味は、下記が参考になります。
MPa(メガパスカル)の読み方と意味は?kPa・mpa・GPaとの違いと建築設計での使い方
NをSI単位系、kgfを工学単位系といいます。詳細は、下記が参考になります。
SI単位系とは|7つの基本単位と建築で使う組立単位・変換方法を解説
混同しやすい用語
降伏点(降伏強度)
材料が弾性変形から塑性変形に移行する応力値で、ss400では235N/mm2(板厚40mm以下)である。
引張強さが材料の「最大強度(破断直前)」であるのに対して、降伏点は「塑性変形が始まる応力」であり、数値・意味ともに異なる重要な区別点である。
ss400の引張強さと関連する強度値を整理した表を示します。
| 項目 | ss400 | ss490(参考) |
|---|---|---|
| 引張強さ(N/mm2) | 400?510 | 490?610 |
| 降伏点(実務値) | 235 | 325 |
| 設計採用値 | 下限値400 | 下限値490 |
今回はss400の引張強さについて説明しました。
意味や値が理解頂けたと思います。
ss400の引張強さは400N/m㎡です。
ss400に限らず、sn400やsm400も同じ値だと覚えましょう。
また、引張強さの意味、降伏点との違いも理解しましょう。
応力ひずみ関係図をみると、よくわかります。
下記の記事も参考になります。
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▶ 建築士試験ではどう問われる?
この論点は建築士(構造)で出題されます。実際の問題と解き方は S造の過去問解説(分野別・全年度)(無料)で確認できます。
SS400の引張強さの値と、設計での採用値は?
引張強さは400N/mm2で、JIS規格では400〜510N/mm2と示されます。設計では下限値の400を採用します(「〇〜〇」で示される値は下限値を採用する)。sn400やsm400も同じ400、ss490は490N/mm2です。
引張強さと降伏点の違い、および単位換算は?
引張強さは材料が持つ最大の引張強度で、これを超えると変形が増加して破断します。降伏点は塑性変形が始まる応力(SS400の実務値235N/mm2)で、両者は意味も数値も異なります。単位換算では400N/mm2=400MPa=約40kgf/mm2です。

試験での問われ方|管理人の一言
建築士試験では引張強さと降伏点を混同させる問題がよく出ます。
「ss400の引張強さ=400N/mm2、降伏点=235N/mm2(実務値)」とセットで覚えましょう。(一級建築士 頻出:SS400の引張強さ400N/mm2と降伏点235N/mm2を混同させる問題が繰り返し出題)