【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)
溶接姿勢とは、鋼材を溶接するときの姿勢を意味します。下向き、横向き、立向き、上向き姿勢があります。上向き姿勢が最も難易度が高い溶接姿勢です。逆に、下向き姿勢が最も簡単な姿勢です。今回は、溶接姿勢の意味、読み方、立向き、横向き姿勢と難易度について説明します。※溶接の意味は、下記の記事が参考になります。
100円から読める!ネット不要!印刷しても読みやすいPDF記事はこちら⇒ いつでもどこでも読める!広告無し!建築学生が学ぶ構造力学のPDF版の学習記事
溶接姿勢とは、鋼材を溶接するときの姿勢です。溶接姿勢には、下記の種類があります。なお、下記すべての姿勢を「全姿勢」といいます。
下向き姿勢
横向き姿勢
立向き姿勢
上向き姿勢
下向き姿勢とは、顔を下に向けた姿勢で行います。私たちは、普段から下を向いての作業に慣れています。よって、最も簡単な作業姿勢です。逆に、上向き姿勢は顔を上に向けた姿勢です。
慣れない姿勢なので、最も難易度が高いです。また、溶接作業中に、重力の影響で火花が落ちてくることもあります。
溶接姿勢は、「ようせつしせい」と読みます。その他、関係する用語の読み方は下記です。
下向き姿勢 ⇒ したむきしせい
横向き姿勢 ⇒ よこむきしせい
立向き姿勢 ⇒ たてむきしせい
上向き姿勢 ⇒ うえむきしせい
溶接姿勢の種類は、4つありました。下図をみてください。これが下向き姿勢です。
顔が下を向いた状態で溶接をします。上向き姿勢は、顔を上に向けた状態で行います。人は普段の生活で、上を向くことは少ないですね。頭に血が上りますし、作業性は悪いです。
立向き姿勢は、縦方向に溶接棒を動かす(溶接を行う)姿勢です。下図に立向き姿勢を示します。
横向き姿勢は、横方向に溶接棒を動かす(溶接を行う)姿勢です。下図に横向き姿勢を示します。
溶接姿勢の難易度は、下向きが最も簡単です。上向きが最も難易度が高くなります。下記に、溶接姿勢の種類を、難易度の順に示しました。
下向き姿勢
横向き姿勢
立向き姿勢
上向き姿勢
上向き溶接は可能な限り避けます。特に現場溶接では、上向き溶接は避けてください。なお、工場では、回転冶具を用いて、下向き溶接となるよう調整されます(下向きとなるよう、溶接カ所を回転してあわせる)。
杭が長尺になると継手が必要です。鋼管杭の場合、溶接継手を行う場合も多いです。ただし、鋼管の溶接は難易度が高く、杭の溶接は、現場溶接になるため注意が必要です。※鋼管杭は、下記の記事が参考になります。
鋼管杭とは?1分でわかる意味、特徴、施工方法、メーカーの種類
今回は溶接姿勢について説明しました。意味が理解頂けたと思います。溶接姿勢は、鋼材を溶接するときの姿勢です。下向き、横向き、立向き、上向きの4種類があります。各姿勢の特徴を理解しましょう。上向き姿勢は、特に難易度が高い溶接姿勢です。可能な限り避けるよう注意したいですね。下記の記事も併せて参考にしてください。
【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)
有料メルマガを無料で見てみませんか?⇒ 忙しい社会人、学生のためのビルディング・アップデート