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壁式ラーメン構造とは?1分でわかる意味、見分け方、スパン、階数

壁式ラーメン構造とは、桁行方向が壁柱と壁梁によるラーメン構造、張間方向が耐震壁による壁式構造をいいます(詳細な定義は告示によります)。壁式構造とは意味が違うので注意してください。今回は、壁式ラーメン構造の意味、見分け方、スパン、階数の上限について説明します。※ラーメン構造は下記の記事が参考になります。

ラーメン構造とは?1分でわかる意味、特徴、由来、メリットとデメリット

壁式ラーメン構造とは?

壁式ラーメン構造とは桁行方向が壁柱と壁梁によるラーメン構造、張間方向が耐震壁(各階が耐震壁の連層耐震壁)による壁式構造です。※なお、壁式ラーメン構造の構造的特徴は、告示1025号に明記有ります。法文は読むのに時間がかかりますね。そんな方は下記の本がおすすめです。

下図に壁式ラーメン構造を示します。

壁式ラーメン構造

壁式ラーメン構造の方が、部屋の空間を広くとれます。

壁式ラーメン構造とラーメン構造の見分け方

壁式ラーメン構造とラーメン構造の見分け方は簡単です。ラーメン構造は、下図の左側のように、長方形の柱と、壁厚より広い幅の梁で構成されます。壁式ラーメン構造は、柱と梁が全て壁内に納まっています。壁柱、壁梁といいます。壁梁は下記が参考になります。

壁梁とは?1分でわかる意味、読み方、配筋、せいの規準

壁式ラーメン構造のスパン

壁式ラーメン構造は鉄筋コンクリート造のため、スパンは梁せいの10倍以下です。例えば、梁せいが600の場合、スパンは6000です。但し壁梁のため断面性能が小さいことに注意します。※壁梁は下記の記事が参考になります。

壁梁とは?1分でわかる意味、読み方、配筋、せいの規準

壁式ラーメン構造の階数と高さ

壁式ラーメン構造の階数は下記とします(詳細は告示によります)。また下記の書籍が参考になります。

・地上15階以下

・軒高45m以下


各階高の定義はありませんが、3.0〜4.5mが一般的です。上記の告示では、各階3.0mを想定していますね。

壁式ラーメン構造のメリット

壁式ラーメン構造のメリットは、部屋の空間を広くとれる点です。下図をみてください。左側が、ラーメン構造の平面図、右側が壁式ラーメン構造の平面図です。

壁式ラーメン構造とラーメン構造


ラーメン構造は、柱と梁が部屋の中に表れます。壁式ラーメン構造は、梁と柱が壁内に納まるので、空間を有効に使えます。

まとめ

今回は壁式ラーメン構造について説明しました。ラーメン構造と壁式ラーメン構造の違いが理解頂けたと思います。壁式ラーメン構造の階数、軒高、構造形式の特徴は、告示に明記してあります。一度、確認してみましょう。但し法文なので、意味を理解するのに時間がかかります。そんな方は、下記の書籍がおすすめです。

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