この記事の要点
建築のフレームとは、骨組みを意味します。
フレームは、ラーメン構造という構造形式と同じです。
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建築のフレームとは、骨組みを意味します。フレームは、ラーメン構造という構造形式と同じです。フレームは英語で、ラーメンはドイツ語という違いがあります。今回は、建築のフレームの意味、構造形式、スペースフレーム、シェルの関係について説明します。※骨組み、ラーメン構造については、下記の記事が参考になります。
ラーメン構造とは?1分でわかる意味、特徴、由来、メリットとデメリット
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建築の「フレーム」は、構造形式の1つで、骨組みを意味します。ラーメン構造と同じ構造形式です。フレームとラーメンは同じ意味ですが、下記の違いがあります。
・フレーム ⇒ 骨組みのこと。元々は英語
・ラーメン ⇒ 骨組みのこと。元々はドイツ語
骨組み、ラーメン構造は下記の記事が参考になります。
ラーメン構造とは?1分でわかる意味、特徴、由来、メリットとデメリット
フレームの構造形式は、ラーメン構造と同じです。フレーム構造の特徴は下記です。
・柱と梁の接合部を剛接合で一体化している
・柱と梁で空間をつくる構造形式なので、部屋を広く使える
・開口の制限がない
フレーム構造は、柱と梁の接合部を剛接合で一体化します。※剛接合は下記の記事が参考になります。
剛接合することで、柱と梁は一体的に変形します。フレーム構造は、柱と梁のみで構成するので、部屋を広く使えます。また、開口の制限がありません(耐震壁やブレース構造は、開口の位置や大きさに制限がありますよね)。
以上がフレーム構造の特徴ですが、ラーメン構造と同じです。※ラーメン構造は、下記の記事が参考になります。
ラーメン構造とは?1分でわかる意味、特徴、由来、メリットとデメリット
スペースフレームとは、直訳すると立体骨組みです。スペースフレームは、大空間をつくる「立体的な骨組み」です。
一方、シェル構造は、曲面の版構造です。※シェルは貝殻、という意味です。シェル構造は、驚きのある構造形式で、多くの研究者、設計者が挑戦的なシェル構造を設計しています。私がみたシェル構造で一番感動したものは、
です。素晴らしいシェル構造でした。
混同しやすい用語
フレーム
柱と梁(梁)を剛接合または半剛接合した骨組み構造の総称です。建築ではラーメン(剛接合フレーム)と同義で使われることが多く、スペースフレームは三次元骨組みを指します。
ラーメン構造
柱と梁を剛接合した骨組みで、接合部でモーメントを伝達します。フレームと同義に使われますが、ラーメンはドイツ語で「額縁・骨組み」を意味し、柔接合(ピン接合)のトラスとは異なります。
シェル構造
曲面の薄い板(版)で構成される構造形式で、スペースフレームとは異なります。大空間を実現できる点は共通ですが、シェルは連続した曲面、スペースフレームは骨組みの集合体です。
建築のフレームを整理した表を示します。
| 項目 | 内容 | 備考 |
|---|---|---|
| フレームの定義 | 柱と梁を剛接合した骨組み構造 | ラーメン構造と同義 |
| スペースフレーム | 立体的な骨組みで大空間を実現 | シェル構造とは異なる |
| シェル構造 | 曲面の薄い板(版)で構成される構造 | 連続曲面が特徴 |
今回はフレームの意味について説明しました。意味が理解頂けたと思います。建築で、フレームとラーメンは同じ意味です。フレーム構造の特徴、スペースフレームの意味も併せて理解してくださいね。また、大空間を創るという目的は同じですが、シェルとスペースフレームは異なる構造形式だと覚えてくださいね。下記の記事も参考にしてください。
ラーメン構造とは?1分でわかる意味、特徴、由来、メリットとデメリット
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意味を読んで終わりにせず、実際に理解できているかチェックしてみましょう。

試験での問われ方|管理人の一言
建築のフレームに関する問題は建築士試験の構造分野で出題されます。定義と計算の両面から理解しておきましょう。
建築のフレームの定義・適用条件・計算式は建築士試験の構造分野で出題される基本事項です。
用語の定義を正確に理解したうえで、関連する規準・法令との関係を整理することが大切です。