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開口部とは、建築物の外部に面する壁(外壁)や屋根などに設ける、窓や出入り口のことです。単に「開口」ともいいます。開口部は、外部と内部の繋がりをつくる部分です。そのため、外部からの影響を受けやすいです。今回は、開口部の意味、定義、読み方、建築との関係について説明します。※外壁、内壁の意味は、下記の記事が参考になります。
外壁とは?1分でわかる意味、内壁との違い、読み方、厚み、寸法
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開口部とは、建築物の外部に面する壁や屋根などに設ける、窓や出入り口のことです。下図を見てください。家の中に入るために、必ず入り口がありますよね。これが開口部です。単に「開口」ともいいます。
開口部は、外部と内部を繋ぐために必要です。また、窓のように採光や通風(部屋に光を採り入れたり、風が通るようにすること)の目的で設けます。
外壁でない部分は、開口部と考えてよいでしょう。また、天窓のように、屋根に設ける開口部もあります。
開口部は「かいこうぶ」と読みます。その他、関連用語の読み方を整理しました。
開口部 ⇒ かいこうぶ
開口 ⇒ かいこう
開口部の定義は、
外部に面する壁、屋根などに設ける窓や出入り口などの部分
です。
開口部は建築物に必要です。一方で、外部からの影響を受けやすい箇所です。例えば、雨漏りの原因になりやすいです。また、室内に侵入されやすい箇所です。
鉄筋コンクリート造(以下RC造)では、開口部が耐震性能に大きく影響します。RC造では、耐震壁で地震の力に抵抗する構造形式があります。下図をみてください。どちらの壁が強そうでしょうか。当然、開口部がない壁です。
大きな開口部を設けると、耐震壁として機能しません。また、開口部の影響で各部材の剛性が変化します。下図をみてください。梁に注目しましょう。開口部の大きさが違うので、壁の残り方が違いますよね。なんとなく、梁の強さが違うと思いませんか。
耐震壁、剛性の意味は、下記が参考になります。
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今回は開口部について説明しました。意味が理解頂けたと思います。開口部は、外部に面する壁や屋根に設けた窓や出入り口のことです。開口部の意味を覚えてくださいね。また、開口部は建築物の構造性能に影響することも理解してください。下記も併せて参考になります。
耐震壁ってなに?すぐに分かる耐震壁の意味と役割、耐力壁との違い
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