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釜場とは、水を集めるため意図的につくる窪みです。根切り後、湧き出る地下水を排水する目的でつくります。また、ピット内に釜場を設けて、ピット内の水を排水します。今回は、釜場の意味、読み方、ピットとの関係、排水方法について説明します。なお、排水工法としてディープウェル工法、ウェルポイント工法があります。詳細は、下記の記事が参考になります。
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釜場とは、水を集めるため意図的につくる窪み(くぼみ)です。下図を見てください。これが釜場です。
根切りした後、地盤から地下水が湧き出ることがあります。根切り工事の後、基礎工事をしたいのに、水が湧き出ては工事が行えません。そこで地下水を排水します。
排水するとき、あるカ所に水を集め、一気にポンプで排水すれば簡単です。水を集めるために、他部分より地盤面を下げた部分が、釜場です。
釜場は、「かまば」と読みます。
地下ピットに釜場を設けることもあります。ピット内で水が溜まったとき、効率よく排水するためです。ピットの床を部分的に下げて、釜場を造ります。ピットの意味は下記をご覧ください。
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なお、釜場に水を集めるため、ピット床は勾配や溝をつけます。勾配をつければ、重力の作用で水が流れます。よって、釜場による排水工法を、重力排水工法ともいいます。
なお、排水工法にはディープウェルやウェルポイントなどの工法があります。詳細は、下記の記事が参考になります。
ディープウェル工法とは?1分でわかる意味、ウェルポイント工法との違い
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釜場による排水は、部分的に水を溜める部分をつくるだけなので、排水工法として経済的です。
ただし、釜場による集水(水を集めること)は、比較的少ない水量しか対応できません。湧き出る地下水が多い場合は、ディープウェル工法やウェルポイント工法を採用します。
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今回は釜場について説明しました。意味が理解頂けたと思います。釜場は、水を集めるため意図的につくる窪み(くぼみ)です。他面より地盤や、ピット床を下げてつくります。経済的な排水工法なので、地下水の水量が少ないとき採用します。他排水工法の特徴も併せて覚えましょう。下記の記事が参考になります。
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