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釜場(かまば)とは?読み方・ピット・排水方法を解説

この記事の要点

釜場とは、水を集めるため意図的につくる窪みです。

根切り後、湧き出る地下水を排水する目的でつくります。

この記事では、釜場とは何か、釜場はどのような手順で行うのかを整理します。

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釜場とは、水を集めるため意図的につくる窪みです。

根切り後、湧き出る地下水を排水する目的でつくります。

また、ピット内に釜場を設けて、ピット内の水を排水します。

今回は、釜場の意味、読み方、ピットとの関係、排水方法について説明します。

なお、排水工法としてディープウェル工法、ウェルポイント工法があります。

詳細は、下記の記事が参考になります。

ディープウェル工法とは?1分でわかる意味、ウェルポイント工法との違い

ウェルポイント工法とは?意味・深さの限界とディープウェル工法との違い(地下水排水)

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釜場とは?

釜場とは、水を集めるため意図的につくる窪み(くぼみ)です。下図を見てください。これが釜場です。

釜場

根切りした後、地盤から地下水が湧き出ることがあります。根切り工事の後、基礎工事をしたいのに、水が湧き出ては工事が行えません。そこで地下水を排水します。


排水するとき、あるカ所に水を集め、一気にポンプで排水すれば簡単です。水を集めるために、他部分より地盤面を下げた部分が、釜場です。

釜場の読み方

釜場は、「かまば」と読みます。

釜場とピットの関係

地下ピットに釜場を設けることもあります。ピット内で水が溜まったとき、効率よく排水するためです。ピットの床を部分的に下げて、釜場を造ります。ピットの意味は下記をご覧ください。

建築の地下ピットとは?意味・役割・構造・高さをわかりやすく解説


なお、釜場に水を集めるため、ピット床は勾配や溝をつけます。勾配をつければ、重力の作用で水が流れます。よって、釜場による排水工法を、重力排水工法ともいいます。


なお、排水工法にはディープウェルやウェルポイントなどの工法があります。詳細は、下記の記事が参考になります。

ディープウェル工法とは?1分でわかる意味、ウェルポイント工法との違い

ウェルポイント工法とは?意味・深さの限界とディープウェル工法との違い(地下水排水)

釜場の排水方法

釜場による排水は、部分的に水を溜める部分をつくるだけなので、排水工法として経済的です。


ただし、釜場による集水(水を集めること)は、比較的少ない水量しか対応できません。湧き出る地下水が多い場合は、ディープウェル工法やウェルポイント工法を採用します。

ディープウェル工法とは?1分でわかる意味、ウェルポイント工法との違い

ウェルポイント工法とは?意味・深さの限界とディープウェル工法との違い(地下水排水)

釜場を整理した表を示します。

項目内容備考
定義水を集めるため意図的につくる窪み「かまば」と読む
目的根切り後の地下水・ピット内の水を排水重力排水工法ともいう
適用水量が比較的少ない場合に経済的水量が多い場合はディープウェル等を採用

まとめ

今回は釜場について説明しました。

意味が理解頂けたと思います。

釜場は、水を集めるため意図的につくる窪み(くぼみ)です。

他面より地盤や、ピット床を下げてつくります。

経済的な排水工法なので、地下水の水量が少ないとき採用します。

他排水工法の特徴も併せて覚えましょう。

下記の記事が参考になります。

ディープウェル工法とは?1分でわかる意味、ウェルポイント工法との違い

ウェルポイント工法とは?意味・深さの限界とディープウェル工法との違い(地下水排水)

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理解度チェック

Q.

「釜場(かまば)」とは?

水を集めるために意図的につくる窪みです。

Q.

釜場は何のためにつくりますか?

根切り後に湧き出る地下水を排水する目的でつくります。

ハナダユキヒロ

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務。

2010年より「建築学生が学ぶ構造力学」を運営(16年以上)。

著書「わかる構造力学」「わかる構造力学(改訂版)」(工学社)。

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