この記事の要点
剛心の読み方は「ごうしん」です。
剛心とは建物のかたさの中心です。
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剛心の読み方は「ごうしん」です。剛心とは建物のかたさの中心です。外力に抵抗する(踏ん張る)中心と言い換えてもよいでしょう。似た用語に重心(じゅうしん)があります。建物に作用する地震力は「慣性力」なので、建物の重心位置に作用します。この剛心と重心のずれによるモーメントが建物に「ねじれ」を起こします。今回は、剛心の読み方、意味、計算式、ねじれとの関係について説明します。偏心率の計算、建物の重心、剛心は下記が参考になります。
偏心率の計算方法は?5分でわかる式、建物の重心、剛心の求め方、弾力半径、ねじり剛性の算定
建物の重心の求め方は?3分でわかる意味、計算方法、偏心率との関係
重心と剛心の距離の関係は?1分でわかる意味、偏心距離eの求め方は?
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剛心の読み方は「ごうしん」です。剛心とは、建物のかたさの中心です。建物を構成する柱、壁などの部材はかたさ(剛性)をもっています。各部材のかたさを考慮して建物のかたさの中心を求めます。言い換えるなら剛心は、外力に抵抗する中心です。
剛心の関係用語に重心(じゅうしん)があります。建物の重心は、建物の重さの中心です。剛心に関係する用語の読み方は下記のとおりです。
・偏心 ⇒ へんしん
・偏心率 ⇒ へんしんりつ
・偏心距離 ⇒ へんしんきょり
・弾力半径 ⇒ だんりょくはんけい
・ねじり剛性 ⇒ ねじりごうせい
地震力は慣性力なので、建物に作用する地震力は重心位置に作用します。一方、地震力に対して抵抗する(踏ん張る)中心は剛心です。よって、重心と剛心がずれると、下図のようなねじれが生じます。
よって、建物の剛心と重心はできるだけ近づけるように設計します。剛心と重心の関係は下記が参考になります。
重心と剛心の距離の関係は?1分でわかる意味、偏心距離eの求め方は?
剛心の計算式を下記に示します。
剛心の求め方の詳細は下記をご覧ください。
偏心率の計算方法は?5分でわかる式、建物の重心、剛心の求め方、弾力半径、ねじり剛性の算定
混同しやすい用語
剛心(ごうしん)
建物の水平剛性(剛性)の中心です。水平力が剛心に作用するとねじれが生じず、剛心と重心が離れるほど偏心が大きくなります。
重心(じゅうしん)
建物の質量の中心です。地震力は重心に作用すると考え、重心と剛心の距離が偏心距離(e)になります。
偏心距離(e)・偏心率(Re)
重心と剛心の水平距離が偏心距離、偏心距離を弾力半径で割った値が偏心率です。偏心率が大きいほどねじれが起きやすくなります。
今回は、剛心の読み方、意味について説明しました。剛心の読み方は「ごうしん」です。重心の読み方は「じゅうしん」です。剛心は建物のかたさの中心、外力に対して抵抗する(踏ん張る)中心とも言えます。剛心と重心のずれを偏心距離、剛心と重心のバランスを表した指標を偏心率といいます。偏心率の意味、計算など下記も参考になります。
偏心率の計算方法は?5分でわかる式、建物の重心、剛心の求め方、弾力半径、ねじり剛性の算定
重心と剛心の距離の関係は?1分でわかる意味、偏心距離eの求め方は?
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意味を読んで終わりにせず、実際に理解できているかチェックしてみましょう。

試験での問われ方|管理人の一言
剛心の読み方は?に関する問題は建築士試験の構造分野で出題されます。定義と計算の両面から理解しておきましょう。
剛心の読み方は?の定義・適用条件・計算式は建築士試験の構造分野で出題される基本事項です。
用語の定義を正確に理解したうえで、関連する規準・法令との関係を整理することが大切です。