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梁間方向とは建物を平面で見たときの距離の短い方向です。たとえば、ある建物を平面的にみたときの南北方向の長さが10m、東西方向の長さが30mのとき、南北方向が建物における梁間方向です。なお、梁間方向は距離が短い分、柱や梁の本数が少なく、桁行方向と比べて柱、梁の断面が大きくなります。今回は、梁間方向の意味、桁行方向との違いと覚え方、読み方、建築における梁間方向の構造の特徴について説明します。梁間の意味、張間方向と桁行方向の詳細は下記が参考になります。
梁間方向と桁行方向の違いは?張間、桁行の読み方、構造の違いは?
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梁間方向とは建物を平面でみたときの距離の短い方向です。下図が梁間方向です。下図の建物の長さが10mと30mなので、梁間方向は長さ10mの方向です。また、距離の長い方向(30mの方向)を桁行方向といいます。
梁間方向と桁行方向の違いは下図の通りです。梁間方向は建物の短い方向、桁行方向は距離の長い方向です。言葉だけで覚えるよりも図を理解すると忘れにくいです。
桁行方向とは何?覚え方、読み方、建築における桁行方向と構造の特徴
梁間方向は距離が短いため梁間方向の架構を取り出すと、桁行方向と比べて柱と梁の本数が少ないです。建物に作用する地震力は、梁間方向、桁行方向共に同じ力が作用します。よって、梁間方向、桁行方向ともに同じ構造形式(両方向ともラーメン構造)とした場合、柱、梁の本数が少ない梁間方向では、桁行方向と比べて部材断面が大きくなりやすいです。
たとえば、梁間方向では桁行方向と比べて柱断面を大きくすると、下図に示すような「長方形断面」の柱となります。
よって柱、梁本数が少ない梁間方向では、耐震壁やブレースなどを入れる等の工夫をすることも多いです。たとえば、分譲マンションでは梁間方向に耐震壁を入れることで、梁間方向の柱断面は小さく、工場などでは梁間方向にブレースを入れて梁間方向の柱断面を小さくします。
今回は梁間方向について説明しました。梁間方向とは建物を平面で見たときの距離の短い方向です。たとえば、ある建物を平面的にみたときの南北方向の長さが10m、東西方向の長さが30mのとき、南北方向が建物における梁間方向です。
梁間方向と桁行方向の違いは?張間、桁行の読み方、構造の違いは?
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