?
この記事の要点
建築のx方向とは、図面の横方向です。
y方向はx方向に直交する方向です。
【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット
建築の「x方向」とは、図面の横方向です。y方向はx方向に直交する方向です。構造設計をするとき、地震力はx、y方向に作用すると考えます。今回は建築のx方向の意味、y方向、通り芯との関係について説明します。通り芯、通り符号の意味は、下記が参考になります。
通り符号とは?1分でわかる意味、決め方、通り芯の決め方、表記方法
建築のx方向とは、図面の横方向です。y方向は、x方向に対して直交する方向です。下図をみてください。これが建築のx、y方向です。
建築物の構造計算は「方向」が大切です。荷重が、xとyのどちらに作用するか判断する必要があります。特に、地震力と風圧力はx、yの両方向に作用します。x、yが図面のどの方向になるか、是非理解しましょう。
地震力、風圧力の意味は下記が参考になります。
風圧力とは?1分でわかる意味と計算、速度圧と風力係数、受圧面積との関係、風荷重との違い
下図をみてください。建物には長期荷重に加え、x方向とy方向に地震力が作用します。
構造計算では、「X方向正加力」「Y方向負加力」のように、地震の加力方向(力を加える方向)を言葉で示します。
下図をみてください。X方向正加力、負加力、Y方向正加力、負加力の方向を矢印で示しました。どの方向に作用する力で、どの部材が抵抗するのか理解しましょう。
例えば、H形断面を柱に使う場合、方向性があるので、強軸と弱軸のどちらをX、Y方向に向けるか注意が必要です。H形断面の詳細は、下記が参考になります。
H形鋼とは?1分でわかる意味、規格、寸法、重量、断面係数、材質、用途
建築の図面にはx、y方向と書くことは少ないです。ただし、図面内で方向を示すため、通り符号を入れます。通り符号とは、通り芯の位置を決める符号です。通り芯、通り符号の意味は、下記が参考になります。
通り符号とは?1分でわかる意味、決め方、通り芯の決め方、表記方法
下図をみてください。通り符号の入れ方の例ですが、図面のx方向(横方向)に「X1、X2・・・」と符号を付けます。y方向には、「Y1、Y2…」の順で符号を付けます。
混同しやすい用語
x方向(エックスほうこう)
図面の横方向。通り符号ではX1、X2…と表記される。地震力・風圧力がx方向に作用する場合の計算軸。
y方向(ワイほうこう)
x方向に直交する方向。通り符号ではY1、Y2…と表記される。地震力・風圧力はx・y両方向に作用する。
通り符号(とおりふごう)
図面上で通り芯の位置を示す符号。x方向には数字系、y方向にはアルファベット系を使うことが多い。
建築のx・y方向を整理した表を示します。
| 項目 | 内容 | 備考 |
|---|---|---|
| x方向 | 図面の横方向。通り符号ではX1、X2…と表記 | 地震力・風圧力が作用する |
| y方向 | x方向に直交する方向。通り符号ではY1、Y2…と表記 | x・y両方向に地震力が作用 |
| 構造計算での使い方 | X方向正加力・Y方向負加力など加力方向を特定 | H形鋼の強軸・弱軸方向に注意 |
今回は建築のx方向、y方向について説明しました。意味が理解頂けたと思います。x方向は、図面の横方向です。y方向は、x方向と直交する方向です。必ず覚えてくださいね。また通り符号と通り芯、x方向、y方向の関係も理解しましょう。構造計算には欠かせない考え方です。下記も併せて参考にしてください。
通り符号とは?1分でわかる意味、決め方、通り芯の決め方、表記方法
【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット
この記事の内容を○×クイズで確認する
この記事で学んだ内容は、無料の○×問題集でも確認できます。
意味を読んで終わりにせず、実際に理解できているかチェックしてみましょう。

試験での問われ方|管理人の一言
建築のx方向に関する問題は建築士試験の構造分野で出題されます。定義と計算の両面から理解しておきましょう。
建築のx方向の定義・適用条件・計算式は建築士試験の構造分野で出題される基本事項です。
用語の定義を正確に理解したうえで、関連する規準・法令との関係を整理することが大切です。