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梁間方向は建物を平面的に見たときの長さの短い方向、桁行方向は建物の長い方向です。梁間方向は柱本数および大梁数が少なく、桁行方向は柱および梁数が多いため、梁間方向と桁行方向では構造形式および構造部材断面が変わることも多いです。特にマンションでは梁間方向と桁行方向で構造形式は変わります。今回は、梁間方向と桁行方向の違い、張間、桁行の読み方、構造の違いについて説明します。梁間、長手方向の詳細は下記が参考になります。
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梁間方向と桁行方向の違いを下図に示します。梁間方向は建物を平面的にみたときの長さの短い方向、桁行方向は建物の長い方向です。
梁間方向(建物の短い方向)、桁行方向(建物の長い方向)なので
・梁間方向 ⇒ 短手方向
・桁行方向 ⇒ 長手方向
ともいいます。
張間、桁行の読み方は
・桁行(けたゆき)
・梁間(はりま)
です。関係用語の読み方を下記に示します。
・梁間方向 ⇒ はりまほうこう
・桁行方向 ⇒ けたゆきほうこう
・長手方向 ⇒ ながてほうこう
・短手方向 ⇒ みじかてほうこう
長手方向、短手方向の詳細は下記が参考になります。
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梁間方向と桁行方向では構造形式や構造部材断面の違いがあります。下図をみてください。梁間方向は柱本数および大梁数が少なく、桁行方向は柱および梁数が多くなります。桁行方向、張間方向で作用する地震力の大きさは同じです。よって、柱と梁の数が少ない方向(梁間方向)では、柱や梁断面を大きくするか、壁、ブレースを増やすなどの工夫が必要です。一方、桁行方向では柱と梁の本数が多いため、柱と梁によるラーメン構造のみで地震力に抵抗させることも可能でしょう。
たとえば分譲マンションでは、梁間方向と桁行方向で構造形式を変えることがほとんどで、張間方向は耐震壁付ラーメン構造として地震力のほとんどを耐震壁で負担する構造、桁行方向はラーメン構造で地震力を負担する構造とします。
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今回は、張間方向と桁行方向について説明しました。梁間方向は建物を平面的に見たときの長さの短い方向、桁行方向は建物の長い方向です。梁間、長手方向の意味な度下記も勉強しましょう。
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