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引張応力度とは部材に生じる単位断面積あたりの引張応力です。引張応力度は「引張力(引張応力)÷断面積」で算定できます。たとえば、ある部材に作用する引張荷重が100N、断面積が20cm2のとき引張応力度は「100N÷20cm2=5N/cm2」です。今回は引張応力度の意味、単位、読み方、例題、引張応力と引張強さの違いについて説明します。引張応力の詳細は下記が参考になります。
引張応力とは?1分でわかる意味、公式と求め方、記号、引張応力度
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引張応力度とは部材に生じる単位面積当たりの引張応力です。よって、引張応力度σNは「引張力(引張応力)N÷断面積A」で算定できます。下図に引張応力度を示します。
なお、建築分野と他分野では外力、応力、応力度の意味が異なります。下記に混同しないよう引張力、引張応力、引張応力度の意味を下記に整理します。
・引張力 ⇒ 部材を伸ばす「外力」
・引張荷重 ⇒ 引張力と同義
・引張応力 ⇒ 部材断面に生じる部材を引張る力(内力)
・引張応力度 ⇒ 単位断面積あたりに生じる引張応力
引張応力、許容引張応力度の意味は下記が参考になります。
引張応力とは?1分でわかる意味、公式と求め方、記号、引張応力度
許容引張応力度とは?1分でわかる意味、求め方、鉄筋の値、ss400の値
引張応力度の単位は「N/mm2」です。前述したように引張応力度は単位断面積当たりの引張応力なので「単位面積当たりの力の単位」で表します。応力度の単位は下記も参考になります。
応力度の単位は?1分でわかる単位と意味、読み方、応力の単位との違い
引張応力度の読み方は「ひっぱりおうりょくど」です。関係用語の読み方を下記に示します。
・引張応力 ⇒ ひっぱりおうりょく
・圧縮応力度 ⇒ あっしゅくおうりょく
引張応力度を求めましょう。ある部材に作用する引張荷重が2000N、部材断面積が50cm2とします。この部材断面に生じる引張応力度は
・引張応力度=2000N÷50cm2=40N/cm2
です。
引張応力と引張強さの違いを下記に示します。
・引張応力 ⇒ 部材断面に生じる部材を引張る力(内力)
・引張強さ ⇒ 引張力に対する最大の強度
引張強さの詳細は下記が参考になります。
引張強さとは?1分でわかる意味、計算法、単位、降伏点、読み方、記号
今回は引張応力度について説明しました。引張応力度とは単位断面積あたりの引張応力です。引張応力度は「引張力÷断面積」から算定できます。引張応力、許容引張応力度の意味など下記も勉強しましょう。
引張応力とは?1分でわかる意味、公式と求め方、記号、引張応力度
許容引張応力度とは?1分でわかる意味、求め方、鉄筋の値、ss400の値
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